めるまが №19
春を感じる青空に
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めるまが「HPVワクチンのほんとうのこと」№19 1741名に発信
発行:HPVワクチンのほんとうのことを知って欲しい実行委員会 めるまが編集局
私たちは「ほんとうのこと実行委員会」です。
ポスターや動画、お話会を通じてほんとうのことを伝える活動を行っています。
最新号の閲覧・→
WEB版 https://sites.google.com/honntounokoto.com/merumaga-web?usp=sharing
テキスト版 https://sites.google.com/honntounokoto.com/merumaga
※過去履歴は各メニューからご覧いただけます
※めるまがは登録者と新たに繋がった方々へお送りしています
(情報元:厚生労働省HP、宮崎市HP、ネットニュース、WHOデータ)
最初に発信したのは、宮崎日日新聞で2025年2月15日の配信ニュースで
https://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_82997.html
『宮崎市、男性に全額助成 HPVワクチン、九州の市で初』
宮崎市は2025年度から、子宮頸(けい)がんの予防につながるヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの男性の接種費用を全額助成する。男性のHPV関連疾患の予防や、女性への感染防止を図ることが狙い。男性への助成は九州の市では初という。
14日に発表した25年度一般会計当初予算案に事業費2150万円を盛り込んだ。対象は、女性の定期接種と同じ小学6年~高校1年。25年度は09年4月2日~14年4月1日生まれ約9700人で、4%に当たる388人の全3回接種分を見込んでいる。
と報じています。その後、MRT宮崎放送が2025年2月17日(月) 12:04配信ニュースで
子宮頸がん予防「HPVワクチン」の接種費用 宮崎市が男性も全額助成の方針
のタイトルで宮崎市・清山知憲市長のコメントも伝えています。
▼配信ニュースはこちらからご覧いただけます
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/1734266?display=1
▼宮崎市 清山知憲市長のコメントは
「世界的に見ても、特にG7に限って見ても、男性接種をしていないのは日本だけという現状から、男性接種は意義が認められているところで、宮崎市の子どもたちのためにはやるべき事業と判断した。」
そもそも、清山市長になってからHPVワクチン接種に積極的で、宮崎市内では2023年以降、高校生や大学生が街頭などでHPV ワクチン接種を呼び掛ける活動が目立つようになり、市内の高校生は「HPVワクチンは過去に副反応で大きな問題となり負のイメージが残って いるため、間違った情報を改善したいと考えた」(動機の欄より抜粋)とリーフレットを作成して公表したりしています。
▼参照:宮崎県立宮崎南高校㏋
https://www.miyazaki-c.ed.jp/miyazakiminami-h/?p=n-happyokai_first
その後、宮崎市は2024年度の予算で、子宮頸がん予防(HPV)ワクチン接種拡大事業に3,120万円を計上し、R6.12月末時点1回目接種率が、高校1年生で62%に、キャッチアップ対象者で68%に到達!と報告しています。
▼参照:宮崎市HP
https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/education/vaccination/239521.html
厚生労働省の第59回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会、資料1(2024(令和6)年12月16日)
▼参照 HPVワクチンのキャッチアップ接種について
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001384304.pdf
その中の『議論のまとめ①』によると、令和6年9月末までの累積初回接種率(速報値)は、緊急促進事業により接種を行った世代を除けば、概ね30~40%台であり、最も接種率が低い世代で34.5%となっている、と記載されています。
この数字は全国的にはHPVワクチンに対して、「本当に効果があるの?」「本当に安全なの?」「なぜリスクをきちんと説明しないの?」という疑問が多いことの表れで、様子見、慎重な判断をしている人が多いと思われます。宮崎市の接種率を単純に喜んでいいのでしょうか?
接種率が高くなった分、副反応被害も多く発生していると思われますが、宮崎市は公表することなく、2025年度から男子接種の予算化をしています。
予断ながら、この厚生労働省の報告の中に、
<周知・広報の取組>
• キャッチアップ接種開始を検討した審議会において、周知・広報について「ワクチンの有効性や、年齢・性交経験との関係等についての情報をしっかり周知した上で、接種するかどうかについては接種対象者に検討・判断してもらうのがよい」、「予診票等の個別送付は接種が強制であるかのように捉えられる可能性についても考慮すべき」等の意見があったことを踏まえ、個別の勧奨を一律に求めることはせず、接種対象者本人や保護者がワクチン接種を検討・判断できるよう、わかりやすい情報提供に努めてきたところ。
が掲載されており、令和3年1 1月分科会の内容も再掲載されておりますので紹介します。
【周知・勧奨の方法】
◯ ワクチンの有効性や、年齢・性交経験との関係等についての情報をしっかり周知した上で、接種するかどうかについては接種対象者に検討・判断してもらうのがよいのではないか。
◯ 予診票を個別送付すると接種が強制であるかのように捉えられる可能性についても考慮すべきではないか。
と書かれています。厚生労働省が繰り返し表記しているのは、自治体に対して考慮すべき点を伝えていましたよ、とでも言いたいのでしょうか?「今ならタダ!」「期限は○月○日まで、急げ!」は明らかに煽りであり、慎重な判断を邪魔しているように感じます。
なお、同時期に公表されているシルガード9の副反応疑い報告状況についてもご紹介します
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001383748.pdf
僅か2ヶ月間でこれだけの報告が上がり、未報告が多数埋もれていることを考慮すれば、「HPVワクチン接種後の副反応を疑う症状については、副反応疑い報告制度等により情報収集をしており、これまでの審議会において、ワクチンの安全性に重大な懸念は認められないと評価されている。」と言い切れるのでしょうか?一人一人の健康と未来を考えれば重大な懸念です。
宮崎市に話を戻すと、宮崎市・清山知憲市長の『世界的に見ても、特にG7に限って見ても、男性接種をしていないのは日本だけ』というコメントは無理があります。
①15歳までの女性、最終接種率
(参考:日本、15歳までの女性、初回接種率 2023年は31%となっています)
②15歳迄の男性、最終接種率
③15歳迄の男性、最終接種率(先進6か国)
WHOが公表しているデータによると全世界では男性接種率は7%。
先進国では、カナダ81%、オーストラリ75%、アメリカ 63%ではありますが
ドイツ17%、フランス16%と低いのです。
では、なぜ宮崎市は女性への接種でも男性への接種でも都合のいいデータだけを紹介するのでしょうか?
ここでは断定的なことを書けませんので、皆さんがキーワードとして
「宮崎市」「HPVワクチン推進」「清山知憲市長」「後援会」「川越靖之氏」「宮崎県産婦人科医会会長」「少子化」「公費によるワクチン接種の恩恵」「宮崎1区」「選挙」などで情報を整理してみて下さい。
この男子接種に関しては、2024年3月、厚生労働省の専門家委員会は男性接種の定期化について、費用対効果に課題があるとの見方を示し、検討は継続されるが、男性の定期接種は当面見送られる見込みとなっているのです。
現在、HPV接種後に何か異変が起こったら、協力医療機関を紹介されますが、根本的に治療する方法は現在ありません。対症療法のみです。慎重に接種をする、しないを決めて欲しいと思います。
宮崎市の男子接種の予算化を受けて、5/11(日)に宮崎市内で
「HPVワクチンほんとうのこと(仮称)お話し会」が予定されています。
(具体的になりましたら、めるまがでご紹介してまいります)
▼【HPVワクチン SOS】HPVワクチン副反応、接種検討 相談窓口
https://forms.gle/QtvVhK7cJc6gAETM9
HPVワクチン接種によって副反応症状が出た方の為の相談窓口、これから接種を検討されている方の相談窓口を開設しています。分からないことや不安に思われることがあれば遠慮なく聞いてください。
「実行委員会」と「HPVワクチン被害者と歩む会」のメンバーが責任をもって回答、対応をさせてただきます。
※女性の方はHPVワクチンを受けていても、すべてのHPV(ヒトパピローマウイルス)に対応しているわけではありませんので、20歳を過ぎたら子宮頸がん検診は必要です。定期的に検診を受けることが大切です。
※宮崎レポート1「どげんかせんといかん」という気持ちで書きました」(2024/3/15第6版))は関係者には配信していますが公開しておりません。興味がある方はメールにて問合せ下さい。
3/29(土)10:00~
大分で 薬害エイズ和解から29年の集い(後半にHPVワクチン薬害訴訟を支える会・大分の総会として九州原告の方がお話)
ZOOM申込は https://forms.gle/LADUjVVPbuFr5qFG7
▼5/11(日)宮崎お話し会「宮崎市、2025年度予算で男子接種推進2500万円を計上(仮)」
→チラシは出来次第お知らせ致します
2024/3/29 3000冊 発売開始
2024/8/31 4000冊 増刷
2025/4/30 増刷予定
https://drive.google.com/file/d/1_ZLHCNshTxPkiZGk50mDMObglKwUomo-/view
*めるまが不要な方はお手数ですが、メールにてお知らせ下さい。
*新規めるまが登録者を募集中。新規希望者はメールにてお知らせ下さい。
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*転送を含むご紹介、大歓迎。ご意見ご感想や、知りたい話題や出来事をお寄せ下さい。
*次号は3/30「副反応被害や接種に関するお悩みにお応えします(仮)」をお届けする予定です。
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通称「ほんとうのこと実行委員会」
https://kiyonohako.jimdofree.com/
https://www.youtube.com/@hpvposterfull