第7回HTⅡ研究活動
9月15日(金)5・6校時、2年生普通科の課題研究「北斗タイムⅡ」(HTⅡ)の授業が行われました。この日も本校卒業生である教育実習生と大学生がTAとして調査・実験をサポートしてくれ、活動教室では多くの声が飛び交っていました。理系のグループでは実験や器具の作成を行っていましたが、申請の関係で実験を開始できないグループでは申請が下り次第開始できるようにと全員で手順と使用物品の確認などの準備をしていました。文系でも調査と議論が進み、ポスター発表を念頭にして結論までの流れを議論しているグループもありましたが、テーマの見直しを話し合っているグループもありました。活動終了後に提出する課題研究ノートには気づいた点・困った点・感想の書き込みが増え、試行錯誤をしながら研究を進めている様子が伺えました。活動の一部を紹介します。
【ブーメラン】
他学年の授業のために体育館が使用できず中庭で実験を行った。毎回同じ条件で飛ばすこと・撮影と測定機材を適切に取り扱うことが必要なことがわかった。
【顔認証AI】
その分野の研究をしているTAからプログラムのエラーについて教えてもらい、自力で直せるようになった。
【PICU】
質問状を検討。アドバイザーから「自分たちが知っていることを伝えたほうが、相手もそれを考慮して回答をすることができる」と助言があったので、次回、データや予備知識をまとめてから質問状を作成する。
【犯罪心理学】
TAから「ネットのまとめや報道は二次資料で、事実認定から行っている裁判所の判決文こそがその事件の一次資料である」と、判例データベースの使い方を教わった。次回、判例を調べる。
【首都機能移転】
TAを交えての話し合いで、移転の目的が一極集中を避けるためなのか災害対策なのかはっきりしていなかったことに気付いた。何をもって首都機能移転とするのかをまずは明確にする。振り出しには戻ったが、次回以降やるべきことと道筋が明確になり、良かった。
このほか、メンバーが大会参加のため1~2人で活動しているグループもありましたが、それまでの調査内容からわかったことや時系列変化をまとめるなどして次回に備えていました。
次回は9月29日(金)、引き続き研究活動を進めます。