第13回GSⅢ研究活動:GSⅢ最先端科学&海外研究セミナー(1)
8月23日(火)6・7校時はGSⅢ最先端科学&海外研究セミナー1回目が開催されました。北見工業大学から講師をお迎えして自身の研究を中心に、世界の最先端科学の現状や海外での研究者生活について講義をしていただきました。生徒たちが大学の先生から講義を受けるのは1年生の常呂川講座以来2年ぶりで、今回も好奇心いっぱいに耳を傾けていました。研究のきっかけとなった素朴な疑問に驚き、海外での研究生活のエピソードに笑い・・・と、普段の授業とは異なった刺激的で充実した2時間を過ごしたようでした。セミナー後のアンケートでは次のような感想が寄せられました。
・全反射や蛍光などよく耳にしてもあまり理解できていなかったものが、実験を通して実際にどのように使われているのかがわかり、とても楽しかった。入射と反射が同じところになる現象や偏光が社会でどう役立っているのかを理解することができた。たくさんの実験で光をより身近なものに感じることができ勉強になった。
・今回の講義でより一層工学への興味が高まった。簡単なことでも面白さがあり、高度な技術へ活用されているのを知った。今回の実験を自分でもやってみようと思った。
・今やっている有機化学の内容が出てきて、こういうところで使われているのかと知り、もっと化学の内容を理解しておこうと思った。
・はじめは根が光を嫌うことで何があるのかと思っていたが、発想次第でいろいろなことに活用できることを知り、先生のおっしゃっていた通り「研究は発想」ということにとても納得した。
・医療と植物がつながるように、視野を広く持つと色々なつながりがあると思った。
・海外留学や海外でのインターンシップの経験が人生の豊かさにつながることを感じた。自分も積極的に色々なことに挑戦して見たり・聞いたり・感じたりして、人生の中でたくさんの経験をしたいと思った。
・海外経験の話を聞き、何にでも挑戦する気持ちが大切だなと感じた。
・大学の授業を体験でき、大学生活が楽しみになった。
・自分の趣味を研究に繋げていることに魅力を感じた。大学生活が楽しみになった。
・身近な大学でこのような素晴らしい研究をしている人がいて、すごいと思った。
次回のGSⅢは9月6日(火)、最先端科学&海外研究セミナーの2回目です。
升井洋志先生(情報工学)
「世界とITと北見工大と」
原田建治先生(光学)
「光の不思議」
陽川憲先生(植物学)
「重力がスキ?光はキライ?動き回るよ植物の根」
川村みどり先生(材料工学)
海外生活で得た経験と私の研究者生活」
佐藤和敏先生(気象学)
「寒冷域での気象観測が日本の天気予報の予測精度にもたらす恩恵」
澁谷隆俊先生(天文学)
「大規模観測で探る銀河進化と宇宙の歴史」
霜鳥慈岳先生(有機化学)
「香料の利用と応用」