第12回GSⅢ研究活動:GSⅢ科学英語発表会
7月19日(火)6・7校時、GSⅢ科学英語発表会が行われました。発表会は31のグループが6つの教室に分かれて行われ、1グループ発表6分・質疑応答6分を持ち時間としてスライドを参照しながら司会進行から質疑応答までを英語で行いました。今年も校外の外国語指導助手(ALT)や北見工業大学から講師の方を迎えて論評をしていただき、発表会の模様は生徒の家庭にも同時配信されました。
今年の3年生は入学時から新型コロナウイルス感染拡大防止のために活動の内容や時間数が制限された中で、メンバーと知恵を出しながら研究を進めてきました。発表会では日常では聞き慣れない専門用語もあることから、専門用語と意味を書いた紙を掲げながら発表するグループや、参照した画像について聴衆に質問して答えてもらうなど、聴衆の興味や理解を深める工夫も見られました。質疑応答では即答できない場面もありましたが、質問者に問いの内容を確認する際に丁寧な言い回しにしたり、メンバーと相談して答えるなど、一生懸命な姿勢は聴衆に伝わるものがありました。発表会後に聴衆の生徒が記入した相互評価票のコメントをいくつか紹介します。
【良かった点】
・スライドに図や表があったので、多少英語が難しくても理解することができた。
・欠席した人の分を2人でしっかりカバーできていて、とても良かった。
・声が聞き取りやすかった。
・スライドがシンプルで分かりやすかった。
・全員が前を向いて発表していたのが良かった。
【改善点】
・手元の原稿を見ている時間が長いと感じた。聴衆を見て発表すると良いと思った。
・声が小さく、聞き取れなかった。
・質疑応答は1人しか回答していなかった。
・文章が多いスライドがあり、わかりにくいと感じた
評価を担当した教員からは労いの言葉と「アイコンタクトを大切に」というアドバイスが多く寄せられました。
1年生から行ってきた課題研究活動は、この発表会をもって終了です。仲間と協力して知恵を出し合い、1つの研究として発表するという経験は、卒業後の様々な場所で役に立つことでしょう。
3年生の皆さん、お疲れ様でした。