第8回GSⅡ・HTⅠ研究活動
9月22日(木)5・6校時、2年生理型GSⅡ・文型HTⅠの研究活動が行われました。
この日も本校卒業生8人がTA(Teaching Assistant)として各グループをまわり、活動の聞き取りや助言をしてまわりました。活動後にTAから寄せられた感想を紹介します。
■できていた点
・積極的に、なるべく正確に実験を行おうとしていた。実験が進むにつれて工夫して効率を高めることができていた。
・実験の途中経過が予想と違ったが、何が原因なのかを考えることができていた。
・前回実験に失敗した班は改善点を明確にして再実験を行うことができていた。
・実験を行わないグループで、ポスターの内容や発表会の質疑応答で想定される質問まで考慮して進めているグループがあった。
・どのグループも前回よりも見通しをもって進めていた。
・回数を追うごとに内容も良くなり、自分の中でも学びが深まった。
■改善したほうが良いと思った点
・自分達の研究内容を詳しく説明するのが難しそうな人または班があった。
→情報・目的・意識の共有を
・結論として述べたいことを明確にしていたほうがよい。
→やるべきことを明確に
・「最終的にどのように結論付けたいのか」が明確なグループとそうでないグループとでは、実験の具体性に違いがあった。
・実験の準備に時間がかかっていた。
→限られた時間を有効活用しよう
・社会科学系が研究テーマの班ではまだ比較だけで、調べ学習になっているところが多いと感じた。
→自分達の仮説を立てて行動に移そう
また、TAからは「課題研究活動の経験者として生徒たちと話しあったことで、自分自身も研究に論理性を持たせられるのか、どうしたらもっと良なるのかが再認識できた。この能力はこれからの研究やレポートなどに役立つと思うので、とても有益で楽しい経験になった。」という声がいくつか寄せられ、改めてこの活動の意義を実感する機会になりました。
次回の活動は10月7日(金)、引き続き研究活動を進めます。