第6回HTⅠ研究活動
9月30日(金)5・6校時、1年生普通科の北斗タイム(HTⅠ)の活動が行われました。
この日は本校卒業生8がTA(Teaching Assistant)として参加したほか、北見NPOサポートセンターの谷井理事長と北海道立オホーツク食品加工技術センター研究員の太田悠介さんが来校し、生徒たちの活動をサポートしてくださいました。調査と実験をするグループが増えた一方で、作業が停滞しているグループもあります。谷井理事長やTAが回って話を聞き、「調べ学習で終わらないよう、着地点を意識して分析や考察を行うこと」などの助言がありました。理科系のグループは太田さんに自分達のテーマや困っていることを話して助言を請い、具体的な実験方法の見通しが立ちました。11月には研究をまとめてポスターの作成作業に入ることから、今後は信頼できるデータを得て自分達の仮説を論理的に証明できるよう、スケジュール管理をしっかりしながら実践することが求められるでしょう。
次回の活動は10月14日(金)、引き続き研究活動を進めます。
活動ではタブレットやノートパソコンなどの電子機器を利用する場面を多く見かけます。
Googleのスプレッドシートをはじめとしたサービスは、設定によりグループ全員での編集が可能になることから、データの入力や集計にかかる時間が短縮できるというメリットを実感していました。
アンケートの依頼文にはQRコードを添付。回答者は自分の端末から手軽に回答できるので、回答率の向上が期待できます。アンケートにGoogleフォームを利用すれば集計や分析、メンバー間での共有が可能です。
公園の池の水に含まれる微生物が何かを調べるため、顕微鏡の接眼レンズにタブレットのカメラをあてて撮影し、その画像を検索サイトにかけたところ特定することができました。
文献を中心に調べているグループもあります。
北見市の歴史を調べているグループは図書室にあった文献を全員で調べて話し合い、北見市がなぜ内陸のこの地に定まったかを明らかにすることができました。話し合いの様子からチームワークの良さが感じられました。
▼課題研究活動を経験したTAからは、「スケジュール管理と考察の時間をしっかりとることが大事」と助言がありました。