第3回HTⅠ研究活動 テーマ設定・研究計画立案
6月3日(金)5・6校時、北斗タイム(HTⅠ)の活動が行われ、前回に引き続き研究テーマの設定と研究計画の立案、研究計画書を作成しました。テーマの設定は限られた活動回数の中で成果を上げるためにも内容を絞ることが大切であり、「研究の意義や目的」「実験や調査の結果から何を示せば目的達成といえるのか」を明確にしておく必要があります。また、1年生の大テーマは「オホーツク圏の環境」ですが、先に研究したいテーマを見つけたものの、どのようにオホーツクと関連させた論理を組み立てるのかが定まらずに迷っているグループもありました。1年生は「自分達で研究内容を0から決めて行うことは初めて」という生徒も多いことから、コーディネーターの教員や北見NPOサポートセンターの谷井理事長がグループの話し合いに参加して助言をしていました。話し合いが煮詰まっていた生徒たちは自分達と異なる切り口に大きく頷いたり質問をしてヒントを得て、話し合いを再開させることができました。また、理系のテーマに決定したグループが、実験で使用したい機材や購入したい物品をコーディネーターに相談している場面も見られるようになりました。実験や調査の内容によっては「申請書」を提出して審査を受けなければなりません。決定事項を1つずつ積み上げて研究の全体像が決まれば、「研究計画書」を作成してコーディネーターに提出し、いよいよ本格的な研究が始まります。
次の活動は6月24日(金)です。