第11回GSⅡ研究活動
10月22日(金)5・6校時、GSⅡの活動が行われました。
この日は調査・研究の最終日。追加の実験や検証を粘り強く行うグループがいくつかありましたが、準備の段階から手際良く進んだグループが多く、研究の終盤という緊張感の中にもメンバーの一体感が感じられる穏やかなものでした。調査や実験を終えたグループはパソコンでスライドやポスターの作成を開始していました。
医進系の4グループでは、本校卒業生で旭川医科大学5年に在学中の和田悠里さんを講師としてお招きし、Zoomでの中間発表会を行いました。生徒たちは口頭で現段階での研究結果や考察を発表するとともに、今の課題について和田さんにアドバイスを求める場面もありました。睡眠について研究しているグループから「昼寝は作業効率の向上に貢献するという研究結果もあるが、学校生活に取り入れることが難しい」という相談をしたところ、和田さんから「実際に取り入れている事例を調べたり、学校で可能にするために必要な条件や課題を明らかにして、実現可能か否かを検討してはどうか」という助言がありました。生徒の発表後には和田さんかスライドを利用して病院実習などの大学生活の様子を紹介してもらい、医学部を目指す医進系の生徒たちにとっては様々な収穫のあった貴重な時間になりました。
次回のGSⅡは11月12日(金)。今後の活動に関するオリエンテーションの後は、12月の発表会に向けたポスターや年度末に向けたスライド・研究抄録の作成が本格的に始まります。
医進グループの中間発表会▶
▼実験の様子