GSⅡ研究活動 課題研究ミニプレゼンまで、あと2週間
9月27日(金)5・6校時、GSⅡの授業が行われました。
課題研究ミニプレゼンを2週間後に控えて実験を行っているグループが多い中、医療や数学のテーマを扱うグループは実験ではなく教室内でディスカッションを行っています。「総合診療医」がテーマのグループは校外活動で2か所の医療機関を訪問した際に現役の医師から直接話を聞くことができ、特に医療過疎地域における総合診療医の重要性について再認識できたということでした。また「地域医療」がテーマのグループは少子高齢化に伴い地域包括ケアシステムが重要である点に着目し、管内で在宅医療を行っている医療機関や高齢者医療の現状について調べていました。
その一方で、テーマを絞り込めなかったり実験の方法が定まらず苦心している様子のグループもありましたが、メンバーと協力して、1つずつ前に進んでいきましょう。
ディスカッションが進む医療・数学グループ
訪問先の医療機関から頂いたデータが、分析にたいへん役立っているそうです。
2本のゴムの張り方や交差の仕方でビー玉の跳ねがどのように変化するかの実験。
ゴムの固定方法や張り具合、交差点をどのように変化させるかを検討中。
スナック菓子に含まれる塩分濃度について調べているグループでは、塩分を抽出する実験を行っていました。菓子を砕いて水溶液を作成し、クロム酸カリウムを加えます。
硝酸銀溶液を滴下し、滴下量を測定。その値を基に塩分濃度を計算するそうです。
使用後の器具の洗浄から測定値の記入までの一連の作業を、4人が阿吽の呼吸でてきぱきと実験をしていました。