枚方市のICT支援員は、子どもたちの情報活用能力育成に大活躍しています!
枚方市のICT支援員は、各小中学校にてICT機器を活用した授業づくりの支援を中心に、さまざまな場面で活躍しています。
他にも、iPadの各アプリケーション、webブラウザ上のコンテンツ使用に関する研修を行い、先生方が安心して、積極的にICT活用できるよう支援を行っています。
ここでは、ICT支援員が支援している事例や支援員による研修の様子など、ICT支援員が枚方市で活躍している様子を紹介します。
主な業務
・ICT機器を活用した授業づくり支援
・教職員への研修支援
・ICT機器の障害対応・管理等の支援
プログラミング「ロボットを動かそう!」
ロボットを使ったプログラミングの授業支援をしている様子です。
【授業の流れ】
①授業のめあての確認と学習の見通しをもつ
②TureTureの教材を配付し、教材の確認
③4人1グループで紙の線上を走らせたり、音を鳴らしたりしながらどんなことができるかを分析
④動作の順番や指示について話し合い、試行錯誤
⑤ゴールに向けてロボットを動かすためのプログラムや話し合いの過程を発表
⑥本日の学びをふり返る
TureTureに興味をもって全員が真剣に取り組み、最後に教材を返したくないといった子どもたちの様子もありました。
ICT支援員が支援している様子
シンキングツールで授業の流れを確認
話し合いながら試行錯誤している様子
線の上をうまく走って大喜び
インターネットと情報モラルについて知ろう!
インターネットの仕組みと情報モラルについて、子どもたちと一緒に考えている様子です。
【授業の流れ】
①授業のめあての確認と学習の見通しをもつ
②インターネットの仕組みについて学ぶ
③インターネットの可能性について考えを交流
③インターネット上に情報が上がることの注意点やトラブルに巻き込まれた時の対策について学ぶ
④Kahoot!を活用して、理解度をチェックする
⑤本日の学びをふり返る
子どもたちはインターネットや情報の大切さについてしっかりと考えている様子でした。
ICT支援員が支援している様子
Kahoot!で学びを振り返っている様子
インターネットの仕組みについて
インターネットに情報が上がると?
Sketchfabの3Dモデルを使ってARを体験!
Sketchfab(https://sketchfab.com/ )というサイトから3Dモデルのコンテンツをダウンロードし、より臨場感のあるコンテンツやより細かな部分の観察を行う授業の様子です。カブトムシとノコギリクワガタの違いを探してみようという授業実践です。
【授業の流れ】
①授業のめあての確認と学習の見通しをもつ
②季節の生き物について調べる
③サイトにアクセスし、どのようなコンテンツがあるのかを確認する
④クリエイティブ・コモンズ・ライセンスについて学ぶ
⑤コンテンツをダウンロードし、普段見ることのできない生き物の部分をARで観察する
⑥観察して気づいたことなどをシンキングツールにまとめて整理し、発表する
⑦本日の学びをふり返る
iPadには、拡張現実の機能が備わっており、身近な写真上に3Dコンテンツを置くことで臨場感が向上します。
目の前にリアルなカブトムシが!
シンキングツールで情報を整理
星座アプリで空に星座が出現!
「星座表」というアプリケーションを使って、より鮮明に星座の観察がどんな時も可能になります。
【授業の流れ】
①授業のめあての確認と学習の見通しをもつ
②「星座表」を起動する
③iPadを空にかざし、映し出された星座の情報や方角などを観察する
④不足している情報を収集する
⑤観察して気づいたことなどをシンキングツールにまとめて整理し、発表する
⑥本日の学びをふり返る
太陽系の惑星や衛星も調べることが可能で、太陽系の惑星の特徴を視覚的に確認することによって、より深い知識として身につけることが可能です。
空にリアルな星座が出現!
詳しい情報で学びが充実!
クイズアプリによる子どもたちの学習促進に向けた研修
3つのクイズアプリ「Kahoot!」「Quizizz」「Quizlet」について、それぞれの特徴や授業での活用場面について先生方と一緒に学んでいる様子です。
ICT支援員が講師となり研修を行いました。
【研修の流れ】
①それぞれのアプリについての特徴や利用方法についての説明
②ワークショップを通して、アプリを体験
③授業での効果的な活用を話し合い、発表
④個別質問
⑤研修での学びをふり返る
クイズアプリについては授業においても非常に活用しやすく、子どもたちも楽しみながら反復学習ができるといったことから、先生方も活用のイメージがしやすかったようです。
アプリの違いと良さをまとめる
クイズアプリを体験
授業での活用を交流
学習eポータルとAIドリルの先生向け研修
学習eポータル「まなびポケット」とAIドリル「navima」の研修を行いました。
【研修の流れ】
①「まなびポケット」の概要やできることを説明
②子どもたちへの一斉連絡機能や保護者からの出欠連絡機能について説明
③「navima」の概要や基本的な機能の説明
④ワークショップを通して、授業や家庭学習での活用を交流
⑤研修での学びをふり返る
先生方同士、どのような場面で活用できるかなどを話し合いながら、活用に向けて準備を進めています。
まなびポケットについて説明
ワークショップで活用を交流
これで出欠連絡も簡単!