建築空間をデザインするためには、空間の構成を立体的に理解することが重要です。空間デザイン演習の下地を身につける最初の重要な演習です。
個人による空間の創造に加えて、グループワークに取り組みコミュニケーションを通じた空間の創造と洗練を目指します。
最終課題は、現寸大の小空間構築です。図面や模型では実感の難しいスケール感や素材感について、木材や加工紙等を用い、立体構成を具現化する演習を通じて学びます。
空間デザインに取組み、魅力あふれる空間の創作をすすめていく上で必要となる、発想のタネ、かたちのきっかけ、スケール感、創造力、イメージ力、コミュニケーション力、継続力、スケジュールの自己管理力などを、課題の作成に取組みながら総合的に身につけることが目標です。