すでにご紹介の通り当研究室では、「フィールドワークの重視」「実感を踏まえた計画・提案」「多様な参加機会の提供」「OnとOffとをはっきりする」という4つのことを大切にしています。多方面にご理解とご協力を賜りながら様々な場面・機会を頂戴して、大学生らしい時間を仲間と共に共有できるようにマネジメントしています。
学生らには、とても忙しいゼミとして認識されているようです。しかし、そのような認識のもとであっても希望して配属されたゼミ生はもとより、第1希望の配属が叶わずに配属されたゼミ生にも、大学生ならでは│北海学園大学ならではの時間を経験させてあげたいと考えつつゼミを運営しています。
地方都市のまちなかで活用の潜在性を秘める空き家をリノベーションする活動、子どもたち300人ほどが熱中する商店街夏祭りでの謎解きゲーム運営支援、居住者の高齢化が進む団地での再生検討への参画、研究対象地や工事現場の視察見学、様々な繋がりからお声掛けいただくまちづくり活動場面への参加など、多様な活動メニューや機会を用意しています。
毎春に送り出す卒業生たちは、「一番、建築学科らしくて大学生らしい時間を過ごせたと思う」と、当研究室での1年弱の活動を振り返って言葉にしてくれます。