SS探究Ⅱ 

T37班〜T45班)

第59回生 普通

普37班-Go To センキョ.pdf

T37.Go To センキョ

私たちは、近年の若い世代の選挙投票率の低迷を改善するために高校生の私たちにできる方法を探究している。先行研究をもとに携帯を使った選挙に関するアプリを作り、若者に利用してもらうことができれば選挙への関心を高められるのではないかという仮説を立て、アンケート調査を実施した。その結果を受け、アプリではなくWebサイトを作成することにした。さらに、選挙に関わる機関に訪問し、Webサイトを作る上でのアドバイスをいただいた。今後は制作を進めるとともに使用感についてのアンケートを実施して改善する。

普38班-いじめ未然防止カリキュラムの提言.pdf

T38.いじめ未然防止カリキュラムの提言

我々は、年々いじめが増加していることが先行研究で分かったため、いじめの未然防止について探究してきました。まず初めに文部科学省の「いじめ対策に係る事例集」を読み今の対策に不十分な部分を考えました。そして、実際のカリキュラムを作成し36人を対象に調査しました。結果としてはいじめの関心と、してはいけないことであるという認識についてより多くの人に変化がありました。そのため我々が作ったカリキュラムを提言したいと思います。

普39班-脳を騙して糖質を削減しよう!!(1).pdf

T39.脳を騙して糖質を削減しよう!!

異なった知覚同士が互いに影響し合うクロスモーダル効果(感覚相互作用)を利用して甘さを増大させます。どのような条件下なら甘さに関する味覚と視覚間でのクロスモーダル効果が強くなるか研究しました。正2、3回目の実験結果は甘くなったと回答した人が約半数でしたが、他の味覚が強くなったと回答した人の割合もかなり多く、回答が割れました。4回目では甘さ以外の味がほとんど無いドーナツの写真を用いて実験を行いました。その結果、甘さが増したと感じる人の割合が増え、他の味覚が増大したと感じる人の割合が減少しました。

普40班 高校生が災害医療で活躍する未来へ.pdf

T40.高校生が災害医療で活躍する未来へ

皆さんは、"市民トリアージ"と聞いて何を思い浮かべますか?トリアージとは、災害など多くの傷病者が出る場面で治療の優先順位をつける医療行為です。一方、市民トリアージとはその前段階、災害時に傷病者を発見した際に、どの程度の症状かを一般市民が判断し、適した搬送先に運ぶためのものです。大災害では普段とは比にならない数の傷病者が出るため、一般市民の力が必要不可欠です。私たちの探究を通して、災害医療について少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

普41班-創薬の流れをスムーズにするためには.pdf

T41.創薬の流れをスムーズにするには

私達は「コロナワクチンをよりはやく開発することができていれば感染拡大を抑えることができたのではないか。」という問いから、創薬の効率化に関して探究を進めてきました。文献調査、創薬会社へのインタビューを通して得た情報は、創薬の過程、AI創薬、承認申請の現状についてです。AI創薬では基礎研究の効率化が可能であるものの、誤作動時における責任を誰が取るのかなどの問題点も多くありました。一言で効率化といえど、安全性を軽んじては本来の目的を達成できず、むやみに技術を導入しても誤作動などの不測の事態が起きる可能性があるため簡単には解決することができません。

普42班-起床時の脈拍を用いた睡眠による疲労回復度合いの推定.pdf

T42.起床時の脈拍を用いた睡眠による疲労回復度合いの推定

睡眠による疲労回復度合いを起床時の脈拍を用いることで血液検査などより簡単に疲労回復度合いを調べることができるのではないかと考え、実験を行った。まず一般の高校生の睡眠時間で睡眠をしてメンバーの起床時の脈拍を測定し、メンバーの平均的な脈拍を調べる。そして、メンバーが自由な時間に睡眠を行い、その時の脈拍と平均的な脈拍を比較することで疲労度の回復度合いを測定した。その結果、7時間~8時間睡眠したときに疲労の回復度合いが高いことがわかった。

普43班-シン・ナースコール.pdf

T43.シン・ナースコール

現在のナースコールシステムは、看護師が負担を感じたり、患者が使いにくさを感じてしまうという問題を抱えています。例えば、看護師はナースコール対応のために業務を中断しなければならないため、医療ミスが増えてしまいます。そこで私達は、AIを導入して患者の症状を緊急度別に並べ替えることで、看護師の業務数を減らし、看護師の業務中断を防ぐことができると考えました。このように、私達は現在のシステムが持つ問題を解決するため、タブレットやAIを活用したシステムについて探求してきました。

普44班−運動部の高校生を対象とした最強のご飯.pdf

T44.運動部の高校生を対象とした最強のご飯

最強のご飯の定義は自分たちで設定し、一に料理が美味しい、ニに身体に疲労回復、身体強化をもたらす、三に費用が安く、手軽である、四に栄養素同士の利害関係を考慮しているである。また食事の重要性について調べた結果、厚生労働省の調査では、上位三項目が食事関連していることから食事の重要性がわかる。実際に私たちが作った献立はタコライスで、ひき肉のタンパク質の吸収促進をトマトが助けてくれる。しかし、ビタミンとタンパク質が足りないため、卵と野菜のスープを献立に追加した。一食あたりの原価は284円で安価であるので、最強の定義を満たしていることがわかる。

普45班-三高でサスティナブルファッションを実現させるために.pdf

T45.サスティナブルファッションを実現させるためには

環境について考える機会が増えている中、私達は私服であるからこそできることを考え、探究を進めてきた。大手企業では、服の回収やワークショップを行っていることを知り、実際に三高内で不用品回収を行い、それらをリメイク・寄付した。また、サスティナブルファッションの認知度向上のため、校内のポスター掲示を進めている。実行するにあたり、100%のリメイクは難しい事、団体への寄付は本当にサスティナブルと言えるのか、という新たな課題が見えた。簡単ではないが、問題と向き合い続けていくことが重要であると考える。