SS探究Ⅱ 

T28班〜T36班)

第59回生 普通

普28班.pdf

28.ネットの過剰反応による炎上を防ぐために

私たちはネットの過剰反応による炎上、すなわち祭り型炎上に絞り、それが起こる原因の究明。また、その対策について探究をしました。そこから私たちは、炎上の原因をネットの匿名性と同調圧力という点について着目し、SNSで実際に起きた事例を調べたり、実験的アンケートの実施などを行うことで、関連性が実際にあるのかを調べました。

普29班-コオロギを使った昆虫食の普及.pdf

29.コオロギを使った昆虫食の普及

現在、世界人口が増加しており、食糧難が深刻になってきている。そこで最近話題になっている昆虫食に注目した。昆虫食の中でも、コオロギは環境負荷や、味や風味などのメリットがある。そこで徳島大学の先行研究からコオロギの安定的な生産方法が確立されたことがわかった。私たちはコオロギパウダーを利用した料理とコオロギの素揚げの試食を行い、アンケートなどを行い調査した。また、聞き取り調査として、企業と大学のゼミの方々にお話を伺い、調理方法などのアドバイスをいただいた。そこから、食べる前の抵抗が強いのに比べ、食べたあとは意外と美味しいと感じる人が多かった。今後も更なる昆虫食の普及に向けて、活動を広めていきたい。

普30班-高野川知名度向上委員会.pdf

30.高野川知名度向上委員会

30班は、三高第二グラウンド横の高野川の環境について探求を進めてきました。高野川の生物や環境についてもっと多くの人に身近に感じてもらいたいという思いの下、川の水質環境、生息する生き物の調査を行ってきました。調査内容としては、指標生物の採取による生物学的水質判定を行い、また、川の流速を測定しました。その結果、高野川上流と下流で水質と流速に差があることがわかりました。そして、採取できた生物も当初の予想を上回りエビやヤゴ以外の貝類、魚類もみられ、調査時期により採取できた生き物の種類が変化するなどの発見もありました。 

普31班−水の蒸発による発電は可能か.pdf

31.水の蒸発による発電は可能か

私達は日本の再生可能エネルギーによる発電量が諸外国に比べて少ないことを知り、再生可能エネルギーによる発電について調べた。そこで、コロンビア大学から水の蒸発による発電の論文が発表されていることを知った。この発電が新たな再生可能エネルギーとなる可能性を知り、実現ができるという仮定の元実験や調査を進めてきた。実験としては環境を変えて水が入った容器を1日放置しその蒸発量を調べた。今回はこの実験の結果と考察について発表する。

普32班-地域の活性化に繋がる空き家の活用方法の提案 (7).pdf

32.地域の活性化に繋がる空き家の活用方法の提案

空き家の数が増加していることを背景に「地域の活性化に繋がる空き家の活用方法の提案」というテーマで探究を進めてきた。「空き家問題へのアプローチ方法の明確化」「新たな活用方法の提案」の2つの目的を主軸とし、様々な方法を用いて活動してきた。その1つ目の結果として、空き家問題へのアプローチ方法として空き家の活用方法を比較し、汎用性の高い空き家の活用案を提示した。また、2つ目の結果として、新しい空き家の活用案として、昼はフリースペース、夜は自習室として使える空間を提示した。そのメリット、デメリットを挙げ今後の対策につなげていく。

普33班-振動発電の活用場所と条件の提案と検証

33.振動発電の活用場所や条件の検証と提案

私達の探求は振動発電についてです。振動発電は、その名の通り歩行などの振動によって磁場を変化させ、それによって発電する方法です。その中でも、もっとも仕組みが簡単である圧電方式に着目しました。先行研究では、振動発電には主に3つのデメリットがあり、その中でも解決していないのは、発電量が小さいということです。実際に、圧電素子を用いて実験したところ、発電量はかなり小さく、そもそも圧力が十分にないと発電することができないということがわかりました。そのことから、私達はコンデンサーに電力を貯める、または災害時に振動板を踏むことで瞬間的にライトが光り逃げ道が分かるようにすることに応用するべきと考えました。

普34班-BLECHA〜筆記具の新たな可能性〜.pdf

34.BLECHA〜筆記具の新たな可能性〜

私たち34班は、筆記具をテーマにした探究活動を志した生徒で集まった。調べを進めていくうちに金属ペンという筆記具を見つけた。金属ペンには、半永久的に使用できるという革新的な長所を持ちながらも、字が薄い、消しづらいなどといった短所が多く見られ、長年脚光を浴びることは無かった。しかし、私たちは魅力的な特徴に心を惹かれ、この長所を最大限に生かした新たな常用筆記具を作り出そうと努力した。その結果、私たちは全てのペンを凌駕する革命的な新しい筆記具を生み出すことが出来た。その名も「BLECHA」。

普35班-Bluetooth通信による避難所運営の円滑化.pdf

35.Bluetooth通信による避難所運営の円滑化

災害発生時には避難所運営が必須となりますが、現在の日本の通信技術では被害を受けたときにサービスが停止してしまったり、設備自体にダメージを受けてしまうこともあります。また、日本のICT社会において通信の根幹である通信サービスなどのマクロな部分においては災害対策が進みつつあるが、私達が災害時に即座に利用するようなミクロな部分のシステムにおいてはまだまだ災害対策が追いついていないのが現状。そのため私達は災害時の避難所運営という環境に着目して身近な機器を用いてどのように効率化できるか検討しています。

普36班-仕切りの可能性を探る.pdf

36.仕切りの可能性を探る

現代の家では、仕切りの無いワンルームが増えている。仕切りを無くすことによるメリットも多いが、デメリットにも目を向ける必要があるはずだ。我々は冷暖房効率について考えることにした。三高生を対象にアンケートを取り、公式のパンフレットからも数値をとり、仕切りの有無それぞれの冷房で使う電力の大きさを計算し比較した。結果は、仕切りのある家の方が消費電力が小さいとなった。したがって、仕切りを使うことは、冷暖房の消費電力を抑える効果があると考えられる。そこで、私たちは、仕切りを使うことによるデメリットを抑えた、使いやすい仕切りを提案しようと思った。障子からヒントを得て、様々な観点から新しい仕切りを考察した。