SS探究Ⅱ 

T1班〜T9班)

第59回生 普通

普1班-東日本大震災から考える防災バッグの提案.pdf

T1.東日本大震災から考える防災バッグの提案

私達は東日本大震災時、物資輸送の遅延が多大な影響を与えたことを知り、現在推奨されている防災バッグに改善を加えることで避難所などでの生活を安全に過ごせたのではないかと考え、このテーマで探究を行ってきました。実際に七ヶ浜町の人々に当時の状況を聞き、それを受けて、現在推奨されているバッグとの比較をして、私達が考えた防災バッグを提示するという形式になっています。探究を通して、地震や津波の記憶が鮮明に残っている沿岸部の方々からも意見やアドバイスを頂き、被災地の経験を活かし今後予想される災害に対応できる防災バッグを提案しました。

普2班-NEXT50 鶴ケ谷の未来に向けて.pdf

T2.NEXT50 鶴ヶ谷の未来に向けて

私たちはNEXT50鶴ヶ谷の未来に向けてというテーマのもと仙台第三高等学校のある鶴ヶ谷地区を「50年後も全世代に受け入れられる、高齢化率が上がっても楽しめる街」にすることを目標として活動してきました。地域団体とワークショップを開催したり、これにより吸収したことを生かしてウォーキングマップの作成も行いました。三高生にさらに鶴ヶ谷について知ってもらい三高と地域のつながりを強くするために実験的ではありましたが、鶴ヶ谷地区内でスタンプラリーも実施することができました。

普3班−大堤沼インクルーシブ公園化計画

T3.大堤沼インクルーシブ公園化計画案

仙台三高周辺地域には、支援学校や老人ホームなどの公共施設がある事に加えて、近年世帯数が増加している傾向にあります。この背景を踏まえて、私たちは広い敷地を持つ大堤沼を全ての人にとって使いやすい公園「インクルーシブ公園」へと作り変えることで、更に住民が暮らしやすい街づくりを目指しています。現在は、地域団体と協力し、アンケートを実施する事で周辺地域地域の住民から新公園案に対する意見を募集しています。集計した結果を元に宮城野区公園課へ計画書を提出して、本格的に計画を実現させることを目標にしています。

普4班 地球温暖化を次世代へ.pdf

T4.地球温暖化を次世代へ

近年、地球温暖化は深刻な問題として多くのメディアで取りあげられている。果たして私たちより若い世代は、これらの問題を深刻だと捉え理解できているのだろうか。私たちは地球温暖化について調べていたが、その内容は小学生には難しく、私たちは分かりやすく伝える必要があると考え小学校への授業計画を立てた。「めざせ!!エコマスター」と題したゲームで、は地球温暖化に関する答えのない問題を出し、積極的に小学生が考えられるようにした。また、「効果は抜群!!家具の足し算ゲーム」では、部屋と家具や家電の画像を用意して、2つ以上道具を使って部屋を暖かくできる工夫について考えてもらった。小学生ならではの黒板に貼り付けるような動作ができるようにした。

普5班− 国産木材を無駄なく利用しよう!(改訂版).pdf

T5.国産木材を無駄なく利用しよう!

林業従事者の減少ために、管理されていない森林が急激に増加し、それらが環境に害をもたらす悪循環を少しでも解決したいという思いが背景だ。先行研究によると、日本では木材使用率が先進国で第2位という森林大国であるにも関わらず、輸入木材の利用が7割を超えていた。大きな理由として、外国産の木材は需要が高いということだ。そこで私たちは国産木材の利用を促進する取り組みや使い道を考える上で企業の方にアドバイスを頂いた。私たちは木を「伐って、使って、植える」ことの大切さを少しでも多くの人に理解してもらいたい。

普6班.pdf

T6.安全な大堤沼公園の提案

私達は、三高の近くの大堤沼公園について探求活動をしています。大堤沼公園は、沼や小川もあり自然を身近に感じることのできる公園です。日本各地でも開発が進んだ現代において、このような場所は貴重であると同時に、ぜひ皆さんにも利用してもらいたい場所です。しかしこの公園はあまり整備が徹底しておらず、利用には注意が必要であることがわかりました。私達は公園へ実際に足を運び、地域の方々が利用するときに気をつけてほしいことをまとめ、ハザードマップを作りました。このマップを参考に、多くの人に安全に大堤沼公園を利用していただけたらと思います。

普7班.pdf

T7.仙台三高における土壌の状態と改善方法の提言

私たちは仙台三高の土壌(校庭、第二グラウンド、自習の森)を土壌指標生物の数と種類を用いて相対的に評価するという内容の探究を進めています。そのために、ツルグレン装置という器具を用いて、実験をおこないました。計四箇所から土を採集し実験装置にかけ、土壌の中の小さな生物を顕微鏡を使って分類しました。その実験の結果と考察をふまえ、改善に向けた提言をします。

普8班.pdf

T8.河川の海洋のMPS問題の関連性

私たちは海洋のマイクロプラスチック問題について、七北田川にて水質調査をすることによって、河川のマイクロプラスチックはどのような特徴を持っているのか、そして何が原因で増加しているのかを突き止め、そこから海洋のマイクロプラスチック問題に対する解決策を提案するための探究をしてきた。私たちは、ストッキングなどの市販の代用品で作った簡易装置を用いて、七北田川の中・下流にて定点観測を複数回行ってデータを取り、顕微鏡での観測によってマイクロプラスチックの性質を調査した。そして得られた結果を元に、海洋との河川とのマイクロプラスチック問題における関連とその解決策について考察した。

普9班-海洋ゴミを海に行かずに減らす方法とは.pdf

T9.海洋ごみを海に行かずに減らす方法とは

私達の探究班は、近年、国際的に問題となっている海洋プラスチック問題のうちの湖沼ゴミについて注目しました。先行研究では、千葉県にある手賀沼のゴミ拾いについて調べ、そこから沼にゴミがあることを前提として、三高の近くにある蛍沼という沼で調査を行いました。3回にわたる調査により、多くのゴミが取れそのうちの約半数がビニール袋が占めている結果となりました。また結果より、ビニール袋が最も多く湖沼に流入していることがわかったので、これからは、ビニール袋を集めることを中心にゴミを集める方法を模索していきたいです。