ベトナムのカントー大学にて、トリボルナウイルスに関するセミナーをさせて頂きました。
カントー大学は、ホーチミンから車で2時間くらいのところにあります。大きな大学でした。もうすぐ、BSL3の施設も建つそうですよ。
英語でのセミナーだったのですが、カントー大学の先生に、ベトナム語に通訳していただいてのセミナーでした。通訳してくださった先生は、北大で学位を取られたとのことで英語も日本語もお上手でとっても助かりました。笑
先生方も、学生さんたちも、熱心に聞いていただけてとても嬉しかったです。トリボルナウイルスはまだまだ認知度の低いウイルスですが、研究をやりたいと思ってくださる研究者や学生さんがいて、嬉しいですね。一緒に仕事ができるよう、努力していきたいと思います。
また、質問もたくさんしていただけて、内容をよく理解していただけたのだと嬉しく思いました。
学部学生さんからも質問が多く出て、日本での授業との状況の違いに少々驚きました。ベトナムの学生さんはすごいなぁ。。。
懇親会は何度かして頂きましたが、どの懇親会も美味しく、楽しく、知らなかったベトナム文化を学ぶことができました。
生春巻きは、日本の手巻き寿司のように、自分で巻いて食べるものなんですね。そして、ドクダミも生のまま巻くんですね。
ビールの乾杯は、モンカイ(北端)からカマウ(南端)まで飲むのが礼儀のようで、帯広畜産 大時代に鍛えられた飲み技が役に立ちました。
JICAのオフィスにも訪問させて頂き、国際交流の現場やプロジェクトのお話を聞かせて頂き、実りの多いベトナム訪問になりました。
ベトナムの街は、基本的には発展しているのですが、ところどころ東南アジアの途上国の雰囲気を残していて、私はとても好きです。
昔を知ってらっしゃる先生からすると、20年前とは全く違う発展した姿らしいです。20年前は舗装されていなかったとか。
ベトナムの特産品にハスの実があるようなのですが、蓮の実を道端で処理しながら売っていたのを隠し撮りしました。一体どうやって食べるのだろう。。。
最近、小鳥の感染症を専門にしているが故に、小鳥が気になるようになってしまいました。野鳥を捕まえたのだと思うのですが、道端でカゴに入れて愛でていました。
ベトナムは、食べ物が美味しいとは聞いていましたが、本当に美味しかったです。正直、ハズレなし。高級レストランも、大衆食堂も、屋台も美味しい!
唯一がっかりしたのは、孵化中の卵を茹でたやつだと思って買ったら、ただの塩卵だった時ですね。ただ、塩卵も美味しかったので、翌日も買いました。笑