https://researchmap.jp/7000027469/ (研究者限定公開)
2022年4月-現在 東京農工大学農学研究院 准教授2017年12月-2022年3月 東京農工大学農学研究院 講師2012年3月-2017年12月 東京農工大学農学研究院 助教2010年4月-2012年3月 北海道大学大学院獣医学研究科 博士研究員2008年4月-2010年3月 日本学術振興会特別研究員DC22006年4月-2010年3月 岐阜大学大学院連合獣医学研究科博士課程2003年9月-2004年8月 フィリピン大学ロス・バニョス校獣医学部 交換留学1999年4月-2006年3月 帯広畜産大学畜産学部獣医学科鳥の臨床の獣医さんをしながら、大学院で研究しています。
研究テーマ: Effect of siRNA against avian bornavirus in vitro and in vivo.
トリボルナウイルス感染症の治療方法を確立することを最終的な目的として、核酸医薬の開発をおこなっています。現在は、トリボルナウイルスに対するsiRNAを設計し、トリボルナウイルス持続感染細胞にsiRNAを導入することで、トリボルナウイルスの複製が抑制されるかどうかを調べています。
また、治療薬を脳に作用させるため、鳥の脳に直接投与する方法を検討しており、CT/MRIを用いて鳥の脳の解剖学的評価を行っています。鳥で高解像度のCT/MRIを撮影するための諸々を確立してくれました!
2025年2月に鳥類臨床研究会で発表しました!
2025年5月 論文アクセプト!Q1ジャーナルです。
Yuta Katsuno, Kazuya Kushida, Miori Kishimoto, Sanae Shibata, Toshie Iseri, Tomoko Iwanaga, Ryuji Fukushima, Sakura Isayama, Qingling Sun, Yukiko Sassa-O’Brien. (2025) Imaging Evaluation of Structural Changes in the Cisterna Magna Region Associated with Cervical Flexion in Cockatiels. Int J Vet Sce Med, Accepted.
2025年9月に宮崎の獣医学会で発表しました!
コロナの波を乗り越えて2022年9月に中国の四川から来日しました。半年の研究生を経て、2023年4月より博士課程に進学しました。鳥が好きです。中華料理も好きです。梅酒が美味しいです。
研究テーマ: Prokaryotic expression and purification of parrot IFN-α and IFN-γ, and preliminary evaluation against beak and feather disease virus in parrots.
嘴羽毛病に対する治療方法を確立することを最終的な目的として、宿主の免疫系がウイルスに抵抗できる手助けをするための物質として、オウムのインターフェロン(インターパロット)を作製しようとしています。また、嘴羽毛病ウイルスは細胞培養や発育鶏卵で増えないウイルスで、そのことが予防法・治療法の開発が進まない要因にもなっています。嘴羽毛病ウイルスが感染して増殖するような細胞培養系の作製にも挑戦しています。
2024年3月に学会発表デビューしました!日本蚕糸学会にて、カイコバキュロウイルス系でのBFDVワクチン作出の試みについて発表しました。獣医とは分野が異なる中で、皆さんに聞いていただけるよう日本語で発表しました。質疑応答も日本語でこなしました。ギリギリまで発表練習を続け、よくがんばりました。
2025年3月にドイツで国際学会デビューしました。
2月9日に鳥類臨床研究会(日本語)、3月2日にさくらサイエンスプログラムにて講演(英語)、3月3日に中間発表(英語)、3月17日に日本蚕糸学会(日本語)、3月にドイツにてSVEPM(英語)と怒涛の発表でした。ワクチンの研究成果と、インターフェロンの研究成果と、2つの研究の成果を発表しています。9月に宮崎の獣医学会でも発表しました(日本語)。
R7年度春選考のFL-SPRINGに採択されました!おめでとうございます!
2024年後期 から研究生として在籍し、2025年4月から博士課程に入学されました。
トリボルナウイルス感染症での毛引きに関する研究を行っています。
中国の南京から来日しました。日本歴は長いです。当ラボでは異色(!?)の牛の感染症の研究をします!
鳥好きさんです。うちの鳥さんにはおそらく恋人と思われています。現在、嘴羽毛病ウイルス(BFDV)の検出系に関する研究を行なっています。現在日本で使われているBFDVのPCR診断系は、ウイルス株によって感度が異なり、検出が難しいウイルス株もあります。そこで、データベースに登録されているBFDV全てを検出できるよう、複数の縮重プライマーを設計して組み合わせて研究を進めています。また、抗BFDV抗体の検出は赤血球凝集阻止反応(HI反応)がゴールドスタンダードですが、白色オウムの血液が必要であり、特殊な研究機関でしか行えません。オウムが多く生息するオーストラリアでは検査してくれる機関があるようですが、世界各地での検査の実現はなかなか難しいと思います。そこで、抗BFDV抗体を検出するELISA系を開発し、世界各国で検査できるようにしたいと考えています。
春休みにフィリピンに研究留学中です(2024年2-3月)!何事にも積極的で、海外の先生からも高い評価を得ています。
2025年2-3月にもフィリピンに研究留学しました。2024年度さくらサイエンスプログラムでも外国人招聘者のナイスアシストをしてもらっています。うちのラボの国際関係の要となる学生さんです。2025年度のサイエンスプログラムではさらにナイスアシスト連発でした。ありがとうございます。
2025年9月に日本獣医学会にて発表しました。
「鳥が好きなわけではありません」と言いながら、鳥さんと上手に遊んでくれます。「別になんでもいいです」と言いながら、しっかり実験をするので、いつの間にか関与している研究テーマがたくさんに。自分で考えてよく実験する学生さんです。鳥の野外調査などにも参加し、様々な経験を積んでいます。近頃、牛の流産とクラミジア関連細菌に関する研究で良い実験結果を得ました。続きの実験が楽しみです!
春休みにフィリピンに10日間の留学経験をしました(2024年3月)!
2025年2月に日本クラミジア研究会で学会デビューしました。堂々たる発表でした。
2024年度さくらサイエンスプログラムでは、痒いところに手が届くありとあらゆるアシストをしてくれました。また、絵が上手で、実験プロトコルなど、外国人にも伝えやすい絵を含めた分かりやすい実験プロトコルを作成してくれます。2025年度のサイエンスプログラムでは資料作成がさらにレベルアップしてました。売れるレベルでした。招聘者からはShohei, Shoheiと大人気です。
2025年9月に日本獣医学会にて発表しました。
もう、折元さんがいない人生は考えられない。くらいに、たくさんのお仕事をしてくださっています。とても助かっています。
ガーナ大学(University of Ghana)のLecturerの先生です。さくらサイエンスプログラムBコースにより、訪問研究員(Visiting researcher)として21日間受け入れました。岐阜大学にて博士(獣医学)を得ており、日本語も堪能です。専門はToxoplasma gondii. 今後、一緒に国際共同研究を発展させていきます!滞在中に、共同研究の内容についての打ち合わせを十分に行うことができ、オンラインで南アフリカとも一緒に会議をし、国際共同研究の広がりを共に期待しています。(写真中央)
ガーナ大学(University of Ghana)の獣医さんです。さくらサイエンスプログラムBコースにより、訪問研究員(Visiting researcher)として21日間受け入れました。感染症にも興味を持っており、うちの研究室での研究を楽しんでいただけました!クラミジアの遺伝子検出と病原体分離を実施しました。研究報告の発表もしていただきました。サンプリングに一緒に行ったのがとても楽しい思い出です。(写真左)
ガーナ大学(University of Ghana)の博士課程の学生さんです。さくらサイエンスプログラムBコースにより、特別研究学生(Special research student)として21日間受け入れました。感染症が専門で、感染症を媒介する節足動物の殺虫剤への抵抗性を調べています。うちの研究室では、クラミジアの遺伝子検出と病原体分離を実施しました。(写真右)
ベトナムのノンラム大学(Nong-Lam University)から、2023年3月10日より5ヶ月間短期留学生が2名来ていました。
ワクチン開発に興味があります。嘴羽毛病ウイルスに対する抗体の産生を調べる予定です。美味しいベトナムコーヒーを入れてくれます。
ベトナムのノンラム大学(Nong-Lam University)から、2023年3月10日より5ヶ月間短期留学生が2名来ていました。
鳥で予防法・治療法がない感染症であることから、トリボルナウイルスの研究に興味があります。ものすごい勉強家です。アヒルの胚からの初代培養に挑戦してもらいました。
卒論 (2024年3月提出)
'Isolation, characterization and optimization of neuronal cells culture from duck embryos for avian bornavirus research'
アヒルの発育卵から初代神経細胞を分離する方法を確立しました。メディウム、細胞数、分裂阻害剤の濃度を検討し、少なくとも9日間形態を維持して培養できるプロトコルを確立しました。定量解析も行い、立派な成果を上げました。Hanさんが共焦点レーザー顕微鏡LSMで撮影した神経細胞の写真もとても美しいです。
ノンラム大学(ベトナム)の卒論は非常に高いスコアで合格しました。日本だけでなく、ベトナムでも評価されてよかったですね。
2019年1月-2月に農工大に滞在しました。タール火山の噴火で飛行機が飛ばず来日が遅れましたが、日本では毎日しっかり勉強に励み、たくさんの実験をしてくれました。
卒論はフィリピン大学のラボでフィリピンの動物飼養施設でのオウム病クラミジアの感染状況を調べました。分子生物学的技術の習得に短期で農工大に留学し、さまざまな技術を得て帰国しました。現在はAnimal Disease Diagnosis and Reference Laboratory, Breu of Animal Industryにて勤務しています。
卒論 (2020年提出)
'SEROLOGICAL AND MOLECULAR DETECTION OF Chlamydia psittaci IN CAPTIVE PSITTACTINES'
投稿論文
Oronan RB, Sassa-O'Brien Y, Agad MS, Lopez LLL. (2023) Molecular detection of Chlamydiaceae in captive birds from five animal facilities in the Philippines. Philipp J Vet Med. 60, par-23052023.
もう一本投稿中です!