進路指導って?

ひとり一人の生徒が自分の願いを持って、自分で進路を選択・決定することができるようにお手伝いをします。また、卒業後の生活をより豊かにするために、福祉、行政、各関係機関と連携を取りながら、在学中から卒業後にかけて、途切れる事のない支援環境作りを行います。

進路決定に向けて

『進路を決めるのは生徒本人』

「ここなら安心して過ごせそうだな」という生徒の気持ちを大切にします。中学部では年1回、高等部では年2~3回の実習を重ね、いろいろな事業所で体験させていただきながら、安心できる場所を探していきます。

進路指導を進めるために

①進路に関わる理解を深め、ご本人の思いを大切にした進路選択のあり方を目指します

➡現場実習の推進や支援者を集めての支援会議、進路についての情報発信を行います。


②関係機関や専門機関との連携を大切にします

➡適切な進路指導を行うために、諏訪圏域障がい者総合支援センターオアシス、諏訪圏域障害者就業・生活支援センターすわーくらいふ、市町村福祉課、各福祉事業所、ハローワーク、障害者職業センター、児童相談所、などとの連携を大切にします。


③職場開拓を進めます

➡就労コーディネーターと連携して、実習や障害者雇用にご協力いただける一般企業とのつながりを拡げていきます。


④PTA活動との連携

➡保護者の皆様に向けた研修を計画/実施します。また、安心して暮らしていける環境作りのために、諏訪圏域6市町村への進路に関わる要望を提出したりします。


⑤卒業生のサポート

➡卒業後も、卒業生の仕事や生活上の課題を共有し相談に応えていきます。

卒業生の進路状況

進路先としての大きく4つのパターンに分けられます。

①福祉サービス事業所(80~90%)

②一般企業への就労(障害者雇用) 

③在宅

④進路変更(通信制高校など)


ここ数年の進路状況

進路状況R元年から5年.pdf

諏訪養護学校の現場実習

現場実習について.pdf