Wavelength of Laser

実験内容

目的

回折格子を使ってレーザーポインターから出てくる光の波長を測定する。CDや織物の周期構造 (格子間隔) を測定する。

 

原理

回折格子の原理については各自で調べて記述。レーザーの原理は教科書 p226 に簡単に書いてある。さらに調べて付け加えても良い。

 

装置

レーザーポインター (赤または緑)

回折格子 1000 lines/mm (回折格子が届いていない人はCDなどで代用可。ただし、実験 setup は反射配置となる)

 

実験課題 (参考資料参照)

 

A.   レーザー光の波長測定

A-1 参考資料を参照して準備を行う (実験装置の製作)

A-2 回折格子を壁から 10.0 cm、20.0 cm、、、100.0 cm と 10.0 om ずつ移動させ、壁に映る回折光の位置を記録する。(回折格子がレーザー光に対して垂直に入っていれば、左右対称になるはず。測定は一回ずつで良い。)

  横に十分なスペースが取れない場合は、5 cm 刻みなどでも良い。ただし、必ず 10 点以上の場所で測定すること。

A-3 グラフを作成して直線の傾きからレーザー光の波長を見積もる。

A-4 (参考課題) 最小自乗法によりレーザー光の波長とその不確かさを見積もる。

 

B. 身近にある周期構造物の周期 (格子間隔) を観測する。

たとえば、CD、DVD、Blu-Ray、織物 (木綿、絹など)。また、不織布マスクではどうなるかを確かめるのも面白いかも、、、