教員向け
はじめに
オンライン授業(遠隔授業)を実施する際に役立つ内容を掲載しております。
遠隔授業のための推奨環境等はシステム別→「Web会議システムに必要な通信環境」にありますのでご覧ください。
※学部ごとの学修内容の違いから、所属学部から別途のお知らせがなされている場合があります。その場合には所属学部からのお知らせを優先して下さい。
中央大学の授業で使う情報システムやサービスなどはシステム別→「オンライン授業で使用する主なシステム」にありますのでご覧ください。
オンライン授業とは
同期双方向
①ハイフレックス型
「面接授業」をリアルタイム配信し、教室外にいる学生にも同時・双方向で実施する授業。
②ライブ型オンライン授業
オンライン会議システム等のICTツールを活用し、教員と学生が異なる場所において同時・双方向で実施する授業。教員の授業配信場所は教室等に限らない。
非同期双方向
→ 具体的なツール manaba,Googleドライブ,YouTube
③オンデマンド型授業
授業を録画し、オンライン上で動画を提供したのち、教員と学生の間でメール等を用いて質問や議論を行う授業。
④資料配信型授業
ナレーション付きの授業資料(パワーポイント等)を作成し、オンライン上で提供したうえで、教員と学生の間でメール等を用いて質問や議論を行う授業。
同期双方向授業を実施するまでの流れ
ミーティングリンク(URL)を発行
Web会議(Webex)を利用する上で重要な情報が、ミーティングリンク(URL)です。
会議が実施される「会議室」の役割を果たしており、会議ごとにミーティングリンク(URL)が異なります。参加者はミーティングリンク(URL)をクリックすることで会議が実施される「会議室」に入る(=Web会議に参加する)ことが可能です。※アカウントを所持していなくても会議室(ミーティングルーム)には入ることができます。
授業で使用する会議室のミーディングリンク(URL)を発行しましょう。
こちらをご覧ください → Webex【主催者】授業・会議の準備
ミーティングリンク(URL)を学生へ周知
ミーティングリンク(URL)を学生へ周知しましょう。
こちらをご覧ください → manaba教員用マニュアル 「コースニュースを作成する」
※ミーティングリンク(URL)が外部へ流出すると、中央大学関係者以外の入室が可能になってしまいます。Web会議を安全にご利用いただくためにも、ミーティングリンク(URL)の取り扱いにはくれぐれもご注意ください。
授業の開始と終了
こちらをご覧ください → Webex【主催者】授業・会議の開始と終了
その他
出欠は respon で取得できます。responの教員マニュアルなどが記載されています。
授業中の質問等には padlet が使えます。(外部リンク)
Webexで動画コンテンツ作成
Cisco Webex Meetings
概要
Cisco Webex Meetings は、主にPCの内蔵カメラ・マイクを使用してテレビ電話を行うツールですが、録画機能を利用することで講師映像やスライド映像を音声とともに収録することができます。(一度の録画では最大24時間まで可能)
録画された動画データはmp4形式ファイルとして作成され、利用者のWebexアカウント(クラウド)上に保存したり、自分のコンピュータ上に直接保存することができます。こちらの動画データや視聴用の共有リンクをmanaba等へ掲載することで、オンデマンド授業や授業補助コンテンツとして公開することができます。
また、本学ではCisco社との包括契約によりクラウド上の録画保存容量を無制限で利用可能となっておりますため(2021年度現在)、容量上限を気にすることなくご利用いただけます。
※通信環境・ご利用PC端末のスペックにより、自分のコンピューター上に保存できないケースもあります。
※CISCO社は、クラウド上の保存を推奨しています。クラウド上に保存したデータをMP4形式でダウンロードすることもできます。
なお、利用には本学全学メールアドレス(~@g.chuo-u.ac.jp)のアカウントが必要になります。
事前設定-録画レイアウト設定-
Webex上で録画される画面レイアウトを設定します。
※録画される画面レイアウトの設定は「クラウド録画」時の機能となります。
※Webexサインイン後の画面からの手順となります。Webexに関しては こちら をご参照ください。
1.ホーム画面左側のメニューより「基本設定(歯車のマーク)」をクリック
2.基本設定メニューのうち「録画」をクリック
3.画面共有している場合の録画レイアウトを「ミーティングでコンテンツが共有されている時」から選択します。
①ステージビューは、画面のメイン部分にコンテンツ、画面上部にアクティブなスピーカーと他の最大 5 人の参加者のビデオサムネイルを表示します。
②アクティブなスピーカーのいるフォーカスされたコンテンツビューは、画面のメイン部分にコンテンツ、右上隅にアクティブなスピーカーの大きなサムネイルを表示します。
③フォーカスされたコンテンツ(参加者のビデオは録画されません)ビューは、画面のメイン部分に共有コンテンツのみを表示します。
※共有コンテンツとともにカメラ映像も録画したい場合は、「ステージビュー」か「アクティブなスピーカーのいるフォーカスされたコンテンツ」を選択し、共有コンテンツのみ録画したい場合は、「フォーカスされたコンテンツ」を選択してください。
4.画面共有していない場合の録画レイアウトを「ミーティングでコンテンツが共有されていない時」から選択し、最後に保存をクリック
①グリッドビューは、誰もコンテンツを共有していないときに、アクティブなスピーカーと他の最大 24 人までの参加者を表示します。
②ステージビューは、誰もコンテンツを共有していないときに、画面のメイン部分にアクティブなスピーカーを表示します。 アクティブなスピーカーおよび他の最大 4 人までの参加者のビデオサムネイルが、画面上部に表示されます。
③フォーカスビューは、誰もコンテンツを共有していないときに、画面のメイン部分にアクティブなスピーカーを表示します。
④ブランクビューは、共有コンテンツがないときに、空白のビューを表示します。
※共有コンテンツとともにカメラ映像も録画したい場合は、「ステージビュー」か「フォーカスビュー」を選択し、共有コンテンツのみ録画したい場合は、「ブランクビュー」を選択してください。
※注意事項:どのようなビューを選択をしても音声の録音は可能となります。
操作方法①(録画の開始・停止)
※Webexサインイン後の画面からの手順となります。
1.ホーム画面より「ミーティングを開始する」をクリック
2.Webex Meetingsのアプリケーションが起動し、プレビュー画面が表示されたら「ミーティングを開始」をクリック
3.並んでいるアイコンのうち「◉(レコーダー)」をクリック
※録画先の選択を求められる場合は「クラウドで録画」「自分のコンピュータで録画」よりいずれかを選択してください。下記画像のように設定変更することもできますが、変更する場合は必ず録画を開始する前に保存先を変更する必要があります。
※ローカル保存の場合、ご利用のPCや通信環境により録画データが生成されない場合もあります。そのためCISCO社はクラウド上に保存を推奨しています。
5.画面右上に「◉」マークが表示され、録画中となります。音声の吹き込み、資料画面の表示などでコンテンツ作成を行います。 ※「レコーダー」のウィンドウは×で閉じます。
※資料画面の表示方法は操作方法②(録画中のスライド等資料の表示)をご参照ください。
6.録画を終了するには再度「◉(レコーダー)」をクリックし、「□停止」をクリック
※「停止」の左にある「一時停止」をクリックした場合、動画ファイルを分割することなく一時的に録画を止めることができます。停止後に表示される「再開」ボタンをクリックすると、再び録画を開始できます。
7.確認ウィンドウが表示されたら「録画を停止」をクリック
8.画面右上の「◉」マークが消え、録画が停止されます。
続けて別の動画データとして録画する場合は再度3.からの手順を行います。終了する場合は並んでいるアイコンのうち「×」をクリックして終了します。
※Webexアカウント上に保存された録画ファイルの確認は「操作方法③ (録画された動画データの確認) 」をご参照ください。
※「自分のコンピュータで保存」をして録画する場合は録画時にファイル保存先を求められますので、指定したフォルダに保存されます。(下記確認画面はMac端末で録画する際の表示例です。)
以上で録画操作は終了です。
操作方法②(録画中のスライド等資料の表示)
1. 録画中にスライド等資料の画面を表示するには「↑(コンテンツを共有)」をクリックし、共有する画面を選択して「共有」をクリックします 。
※こちらではGoogle Chromeを選択しています。
※「画面」ではPCの画面表示全体を録画、その他は開いているウィンドウ(アプリケーション)別で録画されます。いずれもマウスポインタの移動操作も録画されます。
2.共有画面が表示され、録画されます
※こちらではGoogle Chromeを選択しています。
※Webブラウザ画面の遷移や、PowerPointスライドショーなどを表示させ、音声とともに録画することができます。
3.画面の録画を終了するには「共有を停止」をクリックします
操作方法 ①(録画の開始・停止)にあります録画終了操作をしない限り、Webex録画自体は終了しませんので、引き続き動画コンテンツの作成を続けることができます。
操作方法③(録画された動画データの確認)
録画された動画データはご自身のWebexアカウント上に書き出されるため、ブラウザからサインインして確認します。Webex Meetingsのアプリケーション上では確認できませんのでご注意ください。Webexサインインページはこちら⇒https://chuo-u.webex.com/
1. ホーム画面左側のメニューのうち「◉(録画)」をクリック
2.録画された動画データがmp4ファイルで格納されたことを確認します。
※録画データの書き出しには時間がかかります。録画停止後すぐに確認しても、下記画像のように書き出し完了までは「生成中…」と表示されるのみで動画の内容の確認はできませんのでご注意ください。
作成した動画コンテンツの公開方法について
上記までの通りにWebexの「クラウドで保存」で録画した動画データを「共有」したり、「ダウンロード」または「自分のコンピュータで保存」で録画して保存したmp4ファイルをもとに、動画を公開することができます。
Webex上での動画の共有方法はこちらをご参照ください。
遠隔授業ハンドブック
中央大学の授業におけるデジタル技術活用の方針の下、面接授業・遠隔授業の如何を問わず、デジタル技術を活用することで学生の主体的な学びを促進する教育を行う先生方のヒントとなるよう、教育力研究開発機構では「これからの授業デザイン・実践ハンドブック~デジタル技術活用のヒント~」を作成いたしました。
本書では、デジタル技術を活用した授業デザインの解説やその実践をしている教員の「グッドプラクティス」を広くまとめています。
オンライン授業における著作物利用の注意
2021年度から、授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)が管理運営する「授業目的公衆送信補償金制度」の運用が開始し、中央大学も補償金を支払うことで、個別に著作権者に許諾を得ることなく、著作物のオンラインでの利用が可能となります。
授業のための著作権ガイドブック
教育力研究開発機構では、中期事業計画の一つとして、「本大学の教員が行う教育活動への支援(3)授業における知的財産権等に関する教職員向けコンサルティングと解決支援」を掲げています。その一環として、教育機関における著作物利用のための教職員用の手引きとして「授業のための著作権ガイドブック(基礎編)」を作成しました(2023年1月30日 第1版発行)。
その他
FD(ファカルティ・ディベロップメント)
→「これからの授業デザイン・実践ハンドブック」内で掲載した、学内の先生方の実践例「グッドプラクティス」を、Webサイト上でも公開しました。
本ページでは、新しい事例を継続的に紹介していく予定です。
今回のWeb版の公開にあたっても、グッドプラクティスの新しい事例について追加公開しています。
ぜひご覧いただき、先生方の授業改善のヒントになれば幸いです。
小技集
→ゲストスピーカーの先生がいらっしゃった場合のWi-Fiのつなぎ方
(一部抜粋)eduroam 環境を利用 します。eduroam(エデュローム)とは、学術系の無線LANローミング基盤のことで、参加している国内外の教育機関などが提供するアクセスポイントでの無線 LAN ネットワークの相互利用が可能となります。 本学の統合認証IDを持っている教職員(兼任教員含む)/学生が eduroam をご利用いただけます。 ビジター(訪問者)向けの一時アカウントは、教職員が発行可能です。
大学から発信したお知らせ
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国際情報学部事務室 国際情報学部ガイドブック
全学連携教育機構
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法科大学院 法科大学院ガイドブック
戦略経営研究科 CBSパンフレット(MBAコース 概要紹介パンフレット)・CBSレビュー(CBS教員・学生のインタビューや対談)
当サイトに関する問い合わせ(教育力研究開発機構)