ボルシチプロジェクト


【敦賀高校創生部NEWプロジェクト!】

本日は敦賀高校新2年生が中心となって始めた新プロジェクト「ボルシチプロジェクト」についてご紹介したいと思います。



今私達が取り組んでいるのは、「杉箸アカカンバ」を用いたボルシチのレシピ開発と商品化に向けての活動です。

出典:フリー百科事典ウィキペディア  「ボルシチ」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%81

私たちがなぜこのようなプロジェクトを企画したのか。私たちはこれまで、「人道の港 敦賀ムゼウム」でのガイド活動を通して、多くのポーランドとゆかりのある方々と交流してきました。その中で、これまで以上にポーランドと敦賀の絆を深めたいと思ったからです。


敦賀の伝統野菜である「杉箸アカカンバ」と東欧の伝統料理である「ボルシチ」を掛け合わせることで、日本とポーランド、敦賀とポーランドのつながりの象徴にできるのではないかと考えています。みなさんもボルシチって聞いたことがあるかもしれまんが、あまり食べたことがないのではないでしょうか?ボルシチは東欧諸国の伝統的な料理です。世界三大スープともいわれ、見た目が鮮やかな深紅色をしているのが特徴です。この鮮やかな色合いは、材料として使うビーツによるものです。味はトマトをベースとしたスープのようなものなのですが、程よい苦味と、沢山の野菜でとても奥深い、美味しい料理です。


そして、そのボルシチを食べてくださった方に杉箸アカカンバの魅力や、敦賀とポーランドの繋がり、両国の文化・歴史を知る「きっかけ」を与えることができればとも考えてスタートしたのが今回のプロジェクトです


このプロジェクトは、最終目標として、商品化を目指しています。「アカカンバボルシチ」が敦賀市の一つの名物になれるようにしっかりと頑張っていきたいと思います。将来的には、敦賀市内のイベント等に出店したり、レトルトパックにすることでネット通販や、外国の方にも食べていけるようにまでなれば最高!なんてことも考えてワクワクしています。


しかし、このプロジェクトメンバーの大半は、普通科に所属しています。学校に特別な機械があるわけでもありませんし、特別な技術や専門的な知識があるわけでもありません。だからこそ創生部では、より地域の方々との交流や、繋がりを重要視し、商品化にむけて沢山の方ご協力を仰ぎ、活動を進めていきたいと思っています。それこそが、地域全体に「ワクワク」を生み出すことに繋がり、それこそが、創生部の自慢できるポイントのひとつなのではないかと思っています。


今回のプロジェクトを通し、沢山のことを学びつつ、しっかりと美味しい、美しい、「アカカンバボルシチ」を創っていきます。応援よろしくおねがいします。


杉箸アカカンバとは?こちらから私達が実際に農業体験をし、学んできた杉箸アカカンバについて紹介しています。ぜひ、御覧ください!

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 福井県立敦賀高等学校 探求部社会的部門「創生部」