小野田中学校教育後援会長の野村様にお越しいただき、1年生を対象にふるさと学習を行いました。「小中プライド」と題して、山陽小野田市の成り立ちから、産業・工業の街としての発展についてお話をいただきました。昔の須恵半島の様子や、「須恵」という地名が須恵器という焼き物からきていること、開作による土地の拡大、炭鉱の歴史とセメントづくりの関係、化学工業の発展と硫酸瓶の生産など、小野田中学校区を中心とした産業・工業の発展について、興味深いお話を聞くことができました。本校の校歌2番冒頭に「煙り立つ はつらつの街」とあるように、工業の地としての誇りが歌われていることを再確認しました。最後に、野村会長様の中学生時代の同窓会の写真を見せていただき、中学校での友達は一生の宝であり、中学生の皆さんも今の友達を大切にしてほしいという思いを伝えてくださいました。
12月に入ってから、地域の方にお越しいただいて、3年生の面接練習を実施しています。お二人ずつペアになり、面接官を務めていただいています。志望動機や中学校生活の様子、進学後に取り組みたいことなどを質問してくださるのにあわせて、姿勢や言葉の遣い方など、細かな部分での気づきも教えていただいています。日ごろ直接お話しする機会が少ない地域の方々と改まった形で行う練習は、生徒にとっても大変貴重な経験です。ご多用の中ご協力いただき、ありがとうございます。
午前中、山口東京理科大学の先生と助手の3名が来校され、「ほんものの科学体験教室」を実施してくださいました。ブレッドボードという機材上に電子部品を配置して、その回路に電気信号を流すプログラムを作りました。そして、信号機に見立てた赤色と青色のLEDを点灯させたり点滅させたりして信号機の働きを再現しました。LEDや抵抗器といった簡単な部品を用いて、プログラム内の数値を変えて、切り替えまでの時間や点滅の間隔を変えることで、親しみやすさを感じながら実験を行うことができました。プログラム言語は難しかったようですが、信号機の仕組みや働きを再現しようと、二人一組で意見を交したり考えを深めたりしながらコンピュータを操作し、大学の方がそれを支援をしてくださいました。次回は9日(火)に、再び3年生の4クラスで別の授業をしていただく予定です。
昨日から生徒会役員選挙に伴う選挙運動期間が始まり、立候補者が朝登校する生徒へのあいさつ運動を行っています。朝の冷え込みが徐々に進んでいますが、元気のよい声であいさつを交わしています。