家庭科の授業で2年生が調理実習を行いました。今日の献立は、けんちょう、いとこ煮、ちしゃなますです。どの班も協力して楽しく実習に取り組んでおり、調理室は甘いにおいと和やかな雰囲気に包まれていました。また、率先して自分のできることを見つけ、皿洗いをしたり、台の上の片づけをしたりしている生徒も多く、感心しました。地域の皆様にもサポートしていただきまして、本当にありがとうございました。
放課後は、生徒会主催のクリーン作戦でした。前回から、地域交流センターにも生徒が呼びかけを行い、地域の方にも参加していただいています。3年生は期末テストが終わり、1・2年生はテスト期間に入っていたため、前回よりも参加者はやや少なめでしたが、地域の方も参加してくださり、2つのグループに分かれて道路沿いを歩きながらごみを拾いました。地域の方とはテストのことや学校生活のこと、ゴミの種類などさまざまなお話をしながら活動しました。国道沿いにゴミが多かったことや、空き缶・ペットボトルなどの飲料の容器、たばこの吸い殻が多いことが印象に残りました。毎月行っているクリーン作戦を通して、ふるさと山陽小野田を大切にする心や、住みやすい街にするために自分たちにできることに取り組む実践力を養ってほしいと思います。
6校時に不審者対応の避難訓練を行いました。不審者に教職員が対応する中、各教室を締め切り、バリケードを作ることで、教室への侵入を防ぐという想定で訓練をしました。今回はブラインド(事前に生徒や教職員に実施内容や日時を知らせない)ではありませんでしたが、実際に訓練を行うことで様々な気づきや改善点が出てきます。今後の安全管理に生かしていきます。
2年生は、この日一日、小野田サンパークを会場にして、ジョブフェアを行いました。午前中は2階イベントコーナーで、市内の様々な事業所の業務(仕事内容)等についての説明を聞くグループと、サンパーク内の各店舗で体験をするグループに分かれて活動しました。午後は入れ替わることで、両方の活動を体験しました。小野田商業開発様に全面的にご協力いただき、生徒にも身近な校区内の巨大商業施設で学年生徒全員が体験活動を行えるのは、とてもありがたいことです。生徒には、将来の職業選択に向けて真剣に考える機会にしてほしいと思います。
山陽小野田市はオーストラリアのモートンベイ市と姉妹都市提携を結んでいます。そのモートンベイ市にあるレッドクリフ・ステート・ハイスクールの10年生と小野田中学校の2年生が、英語の時間にオンライン交流授業を行いました。本校の生徒は、日本の文化やマナーを英語で紹介して、質問に答えました。レッドクリフハイスクールの生徒は、日本について自分たちが調べたことを、日本語で伝えました。日本のアニメや漫画などは、海外でも人気があることを知って驚いていた生徒もいました。お互いが相手の言語を使ってコミュニケーションを図ることを存分に楽しみ、和やかな時間を過ごしました。
午前中に1年生で、ふるさと学習の「フィールドワーク」を行いました。18班に分かれ、山陽小野田市内の約30か所の企業や名所を訪れました。昨年度、一昨年度と同様に、ふるさとについて学ぶこととあわせて、今年度は本市に在住の方やお勤めの方から、ふるさとを守る思いやふるさとで働く思いを聞くことによって、大人の方の「ふるさとへの思い」を知るための活動と位置付けました。今後は、生徒たちがその思いを伝え、将来にわたってどうすれば山陽小野田市が活性化するかを考える事後学習を行う予定です。ご協力いただいた訪問先の皆さま、ありがとうございました。
今日は、5校時にLDXS(リーディングDXスクール)事業の授業公開がありました。県外からも含め、29名の来客がありました。この事業は、文部科学省の指定により、小野田中学校区内の小野田小、須恵小とともに取り組んでいるものです。GIGA端末に含まれる汎用的なソフトウェアとクラウド環境を利用して、生徒の情報活用能力の育成を図りつつ、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実や校務DXを行い、全国に好事例を展開するための事業です。(リーディングDXスクールHPから)1年生社会科(歴史的分野)、2年生保健体育科(保健分野)、3年生社会科(公民的分野)が公開授業でした。たくさんの方が授業参観をされましたが、生徒は緊張することなく普段通りに授業に取り組んでいました。
今日は午後から人権教育授業参観と人権講演会を実施しました。5校時の授業参観では、1年生がいじめをテーマにした「わたしのせいじゃない」を、2年生は人権擁護委員の皆さまによる「リスペクトアザーズ Part 2」を、3年生は道徳の教科書から「臓器提供(かけがえのない命)」を学習しました。多くの保護者の皆さまと地域の方にご参観いただきました。また、6校時は由宇亭拓の輔(塚田拓司)様による落語の実演と講話を行っていただきました。落語は「親の背中」という自作の演目でした。その後、落語の発祥や、すべての人を笑いで平等にする落語の魅力などを中学生にもわかりやすくお話してくださいました。