記録的な暑さもなんのその! 三宅っ子は元気です!
おおきくなあれ!
1年生のみんなの朝の一コマ。せっせと水やりに余念がありません。そのおかげか、どの子のアサガオも実に立派な成長ぶりです。夏休みを前に、おうちの人に持って帰っていただいていますが、「うわー、思ったよりすごい!」と歓声をあげる方もちらほら。夏休み中も愛情をたっぷり注いで、大事に育ててくださいね。
また、5年生が栽培している「バケツ稲」も、酷暑にも負けずしっかりと根を張ってくれているようです。先月、田植えをしてからは、稲を見る視点が少し変わったという子もいるかもしれませんね。こちらも、夏休み中のお世話をよろしく!
ところで、1つの「バケツ稲」から収穫できるお米の量ってどのくらいなんでしょう?
つながり平和集会
全校児童と教職員みんなで、平和の尊さについて考える「つながり集会」を行いました。
【7/15】5・6年生が、県立同和問題関係史料センターの深澤吉隆さんをお招きし、「奈良にも戦争があった」というテーマのお話を聞きました。
深澤さんは、「奈良や京都は歴史的な建物などがあったから戦争の被害を免れた、とよく言われるけれど、決してそうではなかったんだよ。」と、奈良県の様々な被害状況や、今も残る戦跡などについて教えていただきました。日中戦争~太平洋戦争の間には、奈良県の人が約26,000人も亡くなっているそうです。また、私たちになじみの深い近鉄田原本線(西田原本~新王寺)は昔は「大和鐡道」と呼ばれていて、桜井までの路線だったのですが、田原本~桜井が休止され、撤去された線路は金属として外国に運ばれたそうです。
【7/16】修学旅行の報告会
6年生が、1~5年生に向けて、6月に広島に修学旅行に行って学んだことについて報告する会を開いてくれました。
学習グループごとに、広島での学びにとどまらず、これまでに調べてきたことも交えながら、「戦争」「平和」「命」について考える発表がありました。どのグループも、独自の視点をもって調べたり、みんなへのメッセージを送ってくれたりしていて、感心させられました。
あるグループは、子ども兵士について調べていました。子ども兵士は、アジアやアフリカ、中東、中南米などの紛争地域で現在も確認されており、世界で少なくとも25万人以上いると言われています。 15~18歳の子どもが多く、中には10歳以下の子もいるそうです。大人の兵士に比べ、精神的にも肉体的にも未熟で従順なため、非人道的な扱いを受けやすく、まるで消耗品のように扱われるようです。
あるグループは、人間だけではなく、動物も戦争の犠牲になったという話をしてくれました。各地の動物園では、空襲でおりが壊れたら危険と言う理由で多くの猛獣が殺処分されました。また、軍服の毛皮にするためにと、国に飼い犬を差し出した市民が大勢いたなど、動物たちが「物言わぬ兵士」として戦場に送られたそうです。
最後に6年生から「平和になるために、まず自分の家族、友達、クラスなど、自分の身近なところで小さな平和を作っていくことが大切だと思っています」とのメッセージが掲げられました。