2年生が隠岐郡西ノ島町と海士町で交流体験学習を行いました。飯南町の教育方針である「生命地域教育」を柱として、地域や文化の違いを通して飯南町の良さを再発見することをメインテーマに行いました。
1日目は釣り体験や貝細工体験、ナイトクルージングを行いました。海での釣りが初めての生徒も、インストラクターの方のアドバイスを聞きながら、色々な種類の魚を釣ることができました。釣った魚は夕食で提供していただき、美味しくいただきました。ナイトクルージングでは満点の星空を眺めながら、穏やかな夜の海を楽しみました。
2日目は国賀観光遊覧船に乗り、国賀海岸を巡りました。波が高めで、揺れが大きかったですが、圧巻の景色に生徒は見とれていました。その後、摩天崖のトレッキングを行いました。後ろを振り返る度変わっていく景色を何度もiPadに収める生徒が多くいました。午後からのマリンスポーツでは、シーカヤックやローボートなど初めての体験に戸惑う生徒もいましたが、インストラクターさんの指導のおかげで、楽しむことができました。その後、海士町に渡り、複数の民宿に分かれ、美味しい海の幸をいただきました。
3日目の海士中学校との交流では、赤来中・頓原中・海士中でグループをつくり、フィールドワークを行いました。この中で、積極的に話し合って活動に取り組む生徒の姿が見られました。その後、海士中学校に移動して、飯南町の生徒が飯南町の魅力やしめ縄の紹介をして、自分たちの制作したしめ縄をプレゼントしました。午後からは隠岐神社を見学し、飯南町で創られたしめ縄を見学することができました。帰りのフェリーでは隠岐の島で関わっていただいた方達が見送りに来てくださり、みんなで別れを惜しみました。
この交流体験学習を通して、生徒はそれぞれに隠岐の島の魅力を感じることができたと思います。また、自分自身や飯南町のことを見つめ直す良い機会にもなったと思います。今後も様々な場面で自分の良さを発揮してほしいです。