新型コロナウイルス感染症も次々と変異株が現れ、収束までにはまだまだ時間がかかりそうですが、赤来中学校は4月8日に着任式、始業式、11日に入学式を無事行うことができました。1年生21名、2年生22名、3年生23名の計66名で、令和4年度赤来中学校が本格的にスタートしました。
初日の着任式、始業式で真剣に話を聞く表情や大きな声で歌を歌う姿や、入学式の準備で、体育館、1年生教室、玄関など、それぞれの場所を責任感をもって準備をする姿に頼もしさを感じました。
また、11日に行った入学式の新入生代表あいさつでは、「学校生活の中でお互い助け合い、支えあうことができるような関係をつくりたいです。」と、誓いの言葉を力強く宣誓しました。
始業式、入学式では、中学校生活で大切にしてほしいことについてお話をしました。入学式の祝辞を一部抜粋して、紹介します。
「(略)中学校生活を送っていくうえで、大切にしてもらいたいことが2つあります。一つ目は『自立』です。自立とは、人に頼らず自分だけでなんでもする力と思いがちですが、自分がやりたいことを自分で見つけて自分でどんどんやる力だと思っています。まずは、自分の考えをしっかりもち、自分の言葉で説明する、あるいは尋ねるといった力が必要です。自分でできないことは人に助けてもらわないとできません。助けてもらうことで、いろいろな人とコミュニケーションをとる力が身についてきます。この複雑で、予測困難な時代を生きていくためには、最も重要な力と考えます。2つ目は『貢献』です。貢献とは、ある物事や社会のために役立つよう尽力することだと考えます。例えば、中学校から始まる部活動、皆さんが一生懸命練習したり、演奏したり、試合に勝ったりする姿を見るだけで、地域の皆さんは元気になります。スポーツや演奏はみんなを元気にする力があります。それは、「地域貢献」のひとつです。(略)みんなで赤来中学校や飯南町に貢献していきましょう。(略)」
今年度も「あふれる活力とあたたかい心をもち、たくましく生きぬく生徒の育成」を学校教育目標に掲げ、「自立」と「貢献」を合言葉に教職員が協働しながら教育活動に取り組んで参りますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。