無保険自動車保険

無保険自動車保険とは、自動車保険に加入していない車(無保険車)と自動車事故を起こしてしまった時に自分の怪我等を補償してもらう保険です。

通常事故を起こした場合に生じた怪我は、お互いの保険を使って補償しあいます。

それぞれの過失割合に応じて、過失相殺した金額が支払われます。

小さな怪我であれば、自賠責保険(強制保険)で補償可能ですが、大きな怪我や後遺症などが残り、任意保険を使用しないと補償できない金額になった場合に、相手が任意保険に加入していなかったり、年齢条件に合わず、補償されない場合などに、自分の怪我を補償してもらえます。

この場合の補償額は、自分が加入している対人賠償保険と同等の額を補償してもらえます。

ここでいう無保険車とは、任意保険に加入していない車、任意保険の対人賠償保険がついていない車、任意保険には加入しているが、故意の事故だったり、年齢条件に違反している人が運転している車、家族限定条項がついているのに他人が運転している車等があります。

また、任意保険に加入していても対人賠償額が少なく、補償額が不十分な場合も無保険自動車保険で補償してくれます。

最近では任意保険への加入は当たり前のように思いがちですが、約15%もの車が任意保険に加入していないそうです。

保険は万が一のためのものです。

相手が無保険自動車であることも考慮して保険に入りましょう。