QFixHowm - 予定とTODOのエクスポート

予定とTODOをエクスポートするプラグイン

QFixHowm - vim用howm | インストール | 基本的な使い方 | コマンド一覧 | 検索リンクとアクションロック | 予定とTODO | 快適な使用のために | オプション

はじめに

,y や ,t で表示した QFixHowmの「予定とTODO」を iCalendar形式でエクスポートすることが出来ます。

ただし本プラグインで出力されるファイルは、Google calendarにインポートできる程度に形式を整えてあるだけのものです。

iCalendarのアラームなどを扱いたい場合は、必要なデータのみ本プラグインから取得して python や rubyなどの iCalendarを扱える適当なライブラリで処理してください。

本プラグインはテンプレート程度に考えて、好みのエクスポート処理に書き換えることを想定しています。

Googleカレンダー

Googleカレンダーに関しては vimから GoogleCLを呼び出して直接登録可能なスクリプトもテスト中です。

GoogleCLでGoogleカレンダーに予定を登録する

インストール

export_ics.vim

QFixHowm(myhowm.vim)と同じディレクトリか、runtimepathの通った場所にコピーして下さい。

(2011/07/29)

使用法

  1. ,y や ,t で予定・TODOを表示します。
  2. Quickfixウィンドウ上で ! を押します。
  3. 表示/選択中の予定・TODOが、iCalendar形式で出力され、ファイルが開かれます。
  4. 作成されたファイルを Google calendar などiCalendar形式をサポートしたアプリに読み込ませます。

出力ファイルは QFixHowm_ScheduleExportFileで指定できます。

let QFixHowm_ScheduleExportFile = '~/qfixhowm.ics'

一日一回だけ、 vim/gvimの起動時に自動でファイル出力する事も出来ます。

let QFixHowmAutoExport = 1

デフォルトでは休日名・祝日名の予定表示はエクスポート対象外になります。

必要なら以下を追加してエクスポート対象にしてください。

"休日名・祝日名の予定表示をエクスポート対象にする

let QFixHowmExportHoliday = 1

変換

デフォルトでは以下のように設定されます

改変方法

スクリプトファイル内にもコメントがありますので、そちらを参照して改変していただければよいのですが簡単な解説を書いておきます。

予定・TODOを表示した後に、Quickfixウィンドウ上で ! を実行すると QFixHowmExportSchedule(schlist) が呼び出されます。

この関数名は絶対に変更しないで下さい。

変更すると ! のエクスポートコマンドは有効になりません。

QFixHowmExportSchedule(schlist)で渡される schlistには、次のデータが辞書型で入っています。

Summary

Description

件名

予定・TODOの説明

リスト型で格納

日付と時刻は無指定の場合、空文字列が設定されます。

予定・TODOの継続期間としては durationを使用して下さい。

QFixHowm 予定・TODOの有効期間は終了指定日を含みますが、iCalendar形式では終了日の前日で終了します。

このような時に日付をずらすには、 QFixHowmAddScheduleDate(date, param)を使用して下さい。

paramにはマイナスも使えます。

let d['EndDate'] = QFixHowmAddScheduleDate(d['EndDate'], 1)

同様に時間(分単位)を足したい場合は、QFixHowmAddScheduleDate(date, time, param)を使用して下さい。

{'date':'0000-00-00', 'time':'00-00'}形式の辞書を返します。

let result = QFixHowmAddScheduleTime(d['StartDate'], d['StartTime'], 120)
echo result['date']
echo result['time']

予定・TODOのエクスポート」へ戻る