ユーザ種別と権限

ユーザの種類について

本FaxOCRシステムを利用するユーザは、管理側のユーザとFaxを送信する側のユーザに大きく分けることが出来ます。その内、管理側のユーザにはさらにいくつかの種類があります。それぞれのユーザーは、下記のように異なった機能と権限を有しています。

  • サーバ管理者
      • サーバにShinsai FaxOCRシステムを導入する管理者(root)です。
      • システムの日常的な利用においては、このユーザを意識する必要はありません。
  • システム管理者
      • Shinsai FaxOCRシステム上で、各種のシステム設定やユーザ管理を行う最上位のユーザです。
      • システム管理画面にて、システムの各種設定やデータの管理を行うことが出来ます。
      • ユーザ管理画面にて、ユーザの新規追加や権限設定を行うことができます。
  • 調査管理者
      • Shinsai FaxOCRシステム上で、調査シートを登録し、情報を収集するなど、個々の調査を管理するユーザです。
      • また下記の調査担当者の登録・管理も行えます。
  • 調査担当者
      • 個々の調査に際して、受信したFax調査シートを目視確認するなどの日々の作業を行うユーザです。
    • それぞれの調査報告者から送信されるFax(=調査シート)を確認したり、シートからOCR処理されたデータを修正したりすることが出来ます。
      • 調査担当者を作成するためには、ユーザ登録をしたうえで、「調査管理」のみ権限を設定して下さい。
      • なお、権限を設定すれば、調査シートの作成・登録をすることも可能です。
  • 調査報告者
      • 調査シートをFax送信し、情報を報告するユーザです。
      • システムに集積されたデータが集計レポートとして配信される際、受け取る設定も可能です。

システム権限対応表

ユーザの権限

ユーザには、それぞれ、以下の4つの権限を付与することが出来ます。上位の管理者は、下位の管理者に適切な

権限を設定することで、業務を委託することが可能となります。

  • ユーザ管理
    • ユーザの追加、削除、ユーザ情報の編集ができる。
  • 調査管理
    • 調査(サーベイ)の追加、削除、調査情報の編集ができる。
    • 調査対象の登録や受信データの確認が行える。
  • 調査対象管理
    • 調査対象(報告者)の追加、削除、調査対象(報告者)情報の編集ができる。
  • 代理ログイン
    • 代理ログインは、他のユーザに「なりすまし」てログインすることができる機能です。
    • たとえば、とあるアカウントで不具合が発生した際に、不具合の原因を確認するなどの目的で、管理者が不具合の生じているアカウントに「なりすます」際などに用います。
    • 代理ログイン状態からログアウトすると、もとのアカウントでログインした状態に戻ります。
    • システムを終了するには、さらにもう一度ログアウトすることになります。

作業別必要権限

既知の障害

  • windows8では、代理ログイン機能の不具合が確認されています(2013/09現在)