Fax受信の障害対応

Fax受信トラブルの確認フローチャート

システム管理者用トラブルシュート機能

  • Faxの受信障害についてトラブルシュートする際は、システム管理者として行うことが最も効率的です(2013年11月現在)。管理者ログインした後、「システム管理メニュー」へと移動することで、Fax処理に関する機能を利用することが可能となります。
不明戻るボタン1
  • 宛先不明Fax一覧ページでは、受信したにも関わらず処理に失敗したFaxが、失敗した理由と共に一覧表示されています。受信したFaxが届くべき調査シートの受信Fax一覧に見当たらない場合、こちらのページに届けられている可能性があります。主なエラーとしては、調査対象コードならびにシートコードの読み取りミスが考えられますが、その他、回転補正のためのマーカーが見つからない等、エラーの理由が記載されています。右の矢印の「表示」リンクにより、処理に失敗したFaxを確認することが出来ます。
不明Fax一覧

なお、宛先不明Fax一覧ページでは、右側のシステム管理画面メニューが表示されませんので、戻るときにはシステム管理者の場合は、ページ上部にあるシステム管理のリンクから戻ってください。

システム管理者の場合

また、宛先不明Fax一覧ページは、システム管理者以外にも調査管理者ならびに調査担当者も確認することができます。調査管理者ならびに調査担当者が宛先不明Fax一覧ページを確認したい場合は、管理ホーム→管理者グループ→管理者システム用サーベイから「管理者システム用サーベイ(クローズ)」のページを表示し、24時間以内に受信したFaxの[全件管理]のリンクボタンから確認することができます。元に戻る際には、パンくずリストの「管理ホーム」から戻ってください。(2013.11.14, 調整中)

調査管理者・調査担当者の場合

  • Fax処理履歴ページでは、Faxの処理履歴を確認することができます。調査報告者がFaxにて送信した調査シートは、Faxサーバを経由してFaxOCRシステムに届きますが、その後、ページ毎に分割したり、シートIDの読み取り処理を行います。本ページでは、その処理の詳細について確認することが出来るため、そもそも、報告者が報告した前後の時間に、システムにFaxが届いているかどうかの確認を行うことが出来ます。
Fax処理履歴

なお、デフォルトでは、直近の10件についての処理履歴を確認することが出来ますが、より古いデータを確認したい場合には、システム設定を一時的に修正することが可能です。また、届いたFaxは、通常、cronにより10分ごとに自動処理されます。トラブルシュートの際、送ったファックスの処理を毎回10分間待つことは非効率であれば、右下の「procfax.sh実行」ボタンを押すことによって、Faxの処理を手動で実行することが可能です。

  • 処理待ちFaxメール一覧ページでは、Faxサーバにおいて調査報告者から送られたFaxを受信し、FaxOCRシステムに転送された「Faxメール」の内、未だ処理されてないメールの一覧が表示されます。デフォルトでは、cronにより10分ごとにOCR処理されるよう設定されているため、最後の処理から10分以内に受信されたFaxメールが表示されることになります。Faxが送信されたにも関わらず、このページに表示されてない場合は、Faxサーバの障害や、設定上のミス、メールシステムの障害等により、FaxがFaxサーバに届いてない可能性があります。
処理待ちFax

なお、プライベートIPアドレスを使用し、POPメールアドレス経由でFax受信を行う場合には、処理待ちFaxメール一覧の画面に「Fetchmail取得」ボタンが出現します。POPメールを利用する際には、cronにより、10分間隔で自動的にPOPによるメール取得が行われていますが、このボタンを押すと、手動でPOPによるFaxメール取得を行うことができます。

fetchmail
  • Fax送信履歴ページでは、FaxOCRシステムより送信されたFaxの履歴を閲覧することが可能です。FaxOCRシステムが送信するFaxとしては、ファックスの受信に失敗した際に自動返信されるエラーファックス、受信したデータを集計した集計レポート(2013.11.14現在、調整中)、テスト送信したFax等があります。

Fax送信機能を確認するためには、画面下部にある「テストFax送信」機能をお使い下さい。