評価版利用法

FaxOCR をご自身のPCで簡単に試すことが出来るように、Lubuntu 上に構築されたFaxOCRのHDDイメージファイルを提供しています。

以下からダウンロードし、USBメモリに書き込んで起動したり、仮想環境のHDDイメージとして起動することで、簡単にお試しいただけます(※)。

FaxOCR HDDイメージファイル提供サイト (仮設)

http://www.m-crisis.wide.ad.jp/home/projects

※ 評価版イメージは、プレリリース段階の簡易お試し版です。正常に動作しない機能が含まれることにご注意下さい。(2014年7月)

USBメモリからの起動

ここでは例として、Windows 上で、USBメモリにFaxOCR HDDイメージファイルを書き込み、起動するまでの手順を示します。

    1. http://www.m-crisis.wide.ad.jp/home/projects から FaxOCR HDD イメージファイルをダウンロードします。
    2. USBメモリへの書き込みのために、DD for Win というフリーソフトをインストールします。
    3. http://www.si-linux.co.jp/techinfo/index.php?DDforWindows から DD for Win をダウンロードします。
    4. ダウンロードしたzipファイルを展開し、フォルダ中のDDWin.exeを実行します。
    5. USBメモリをPCにさします。
    6. DDWin画面中の「ディスク選択」ボタンをクリックし、USBメモリのドライブを選択します。
    7. DDWin画面中の「ファイル選択」ボタンをクリックし、ダウンロードしたFaxOCR HDDイメージファイルを選択します。
    8. DDWin画面中の「<<書き込み<<」ボタンをクリックし、書き込みを開始します。
    9. 終了後、Windowsを再起動し、USBメモリから起動します。
    10. PCによっては、USBメモリからの起動に対応していなかったり、USBメモリからの起動の優先順位が低く設定されている場合は、USBメモリから起動しないことがあります。その際には、PC起動直後にBIOSメニューに入り、起動順の設定項目中で、USBメモリの起動優先度を高く設定してください。

仮想環境からの起動

FaxOCRのHDDイメージファイルを以下で提供しています。

http://www.m-crisis.wide.ad.jp/home/projects

中身は、HDDのrawデータです。

各種仮想環境で起動する場合は、仮想環境にあったファイル形式に変換してからご利用いただけます。

    • KVM
      • KVMはraw形式をサポートしていますので、そのままご利用いただけます。
    • VirtualBox
      • VBoxManage convertfromraw --format VDI [イメージファイル名].img [vm名].vdi
    • Hyper-V
      • VHDToolのようなソフトウェアを用いて、vhd形式に変換してご利用ください。
    • VMWare
    • qemu-img convert -f raw -O vmdk [イメージファイル名].img [vm名].vmdkにて変換できます。
      • VMWare vCenter Converterなどを用いて、vmdk形式に変換する方法もあるようです。
    • なお、vmwareのvm作成メニューでは、vmdkのマウントが出来ないのですが、一回、適当なvmを
    • 作ったうえで、サブ的HDDとしてvmdkをマウントし、次にメインのHDDを削除すれば、起動できます。

FaxOCR HDDイメージの概要

ここで提供されているFaxOCR HDDイメージファイルは、Lubuntu 12.04(32bit)上に構築されています。

起動直後、faxocrユーザで自動ログインし、ウェブブラウザが起動し、ホスト上で動いているFaxOCRサーバ(http://localhost/faxocr/)に接続します。本サイトのドキュメントを読み、お試しください。

ログインアカウント

OS上には、root, faxocr, devel の3アカウントが作成されています。

root

役割: システム管理

パスワード: root

faxocr

役割: FaxOCRシステム動作用アカウント、兼、FaxOCRシステム試用アカウント。

パスワード: faxocr

devel

役割: FaxOCR開発用アカウント。

ホームディレクトリ中の faxocr.git ディレクトリがFaxOCRの git repository であり、それを編集することで、開発に参加することが出来ます。

また、ログイン直後、ウェブブラウザが起動し、localhost のポート3000で動作している Webrick に接続します。

ホームディレクトリ中のgit repositoryの変更後の動作をすぐに確認することができます。

パスワード: devel

スクリーンショット

起動直後

サーベイ表示

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