資格

書道の資格とは、どんなものがあるのだろうか?

書道の資格(技能)は、所属する書道教室、塾や書道協会毎に設定してあるので、一概にこうだと言えません。

例えば、本教室では、教室で独自に設定しているのではなく、ある程度公共性のある書道協会に依頼しています。そのことにより、資格の信頼性を高めるようにしています。

宮崎県書道協会が主催する競書『墨友』では、毎月課題が設定され、その作品を審査し、下のように分けるようにしています。

小中学生の部では、各学年毎に

10級ー9級ー8級ー7級ー6級ー5級ー4級ー3級ー2級ー1級ー特級ー特級上ー優級ー優級上ー秀級ー秀級上ー初段ー初段上ー二段ー二段上ー三段ー三段上ー四段ー四段上ー五段ー五段上ー六段ー六段上ー七段ー七段上ー八段ー八段上ー九段ー九段上ー十段

高校・一般の部は、半紙の部と条幅の部に分かれており、

7級ー6級ー5級ー4級ー3級ー2級ー1級ー特級ー優級ー秀級ー初段ー二段ー三段ー四段ー五段ー準師範ー師範

一般財団法人 日本書写技能検定協会が実施している毛筆書写技能検定試験が年間3回あります。

5級・4級・3級・2級・準1級・1級の6つの等級に分けて行われます。

各都道府県毎に会場が設定されて、行われます。因みに、

宮崎県

は、宮崎県婦人会館(宮崎市)です。

日本教育書道連盟が主催する全国書道検定試験があります。

一般の部は

段位 八段~初段 、級位 1級~5級に分かれています。

試験内容は、

〔漢字科臨書課題〕

楷書(孔子廟堂碑)、行書(蘭亭序)、草書(草書千字文)等より、受験段級位ごとに指定された課題(4・8又は12文字)を半紙に臨書。

〔仮名科臨書課題〕

高野切第三種、関戸本古今集、寸松庵色紙等より受験段級位ごとに指定された課題(一首または二首)を半紙に臨書。

〔創作課題〕

段位受験のみ。小画箋半折作品(縦約135cm×横約70cm) に清書。課題は段位ごとに指定。

〔漢字科仮名科共通課題〕

楷書の実力をつけるために

田中塊堂博士、小山天舟理事長浄書の般若心経から段級位ごとに指定された部分を半紙に浄書。八段のみ一巻浄書。

八段で「教授」、五段で「一般部師範」、三段で「教育部師範」の認定書及び看板の取得申請が可能です。

教育の部は、

段位 五段~初段        級位 1級~10級

学年ごとの課題を半紙に清書