Urban Life in Penang and Alor Setar. ペナンとアロースターの都市生活
Prolog序
1. First Visit and First Impression最初のペナン訪問
I was working at Alor Setar in 1977-1979, and sometimes visited this island with friends. If someone wish to spend weekend or vacation, choice was Penang and Langkawi for Alor Setar residents of the time. Penang had a lot of historical attractions, while Langkawi had natural attractions.
1977年から79年、マレイシア北部のアロースター市で仕事をしていた。そこはそこで味わいのある田舎町だったが、時々大都市のペナンに出て、仕事に必要なものを買い、日本食を食べたり、柔道をやることもあった。バターワースからフェリーに乗って約20分でペナン島埠頭に到着する。市内に向かう一帯にはお土産屋さんと飲食店街が並んでおり、外国人旅行者とみると2倍の値段をふっかけてきた。本当にペナンは外国からのバックパッカーがよく集まる街だった。
Survey調査
1.Research of Historical town-houses in Southeast Asia, sponsored by Housing Research Institute, 1991-93.
2.Cultural-Geographical Research of Malaysian Local Towns, sponsored by JSPS, 1993-1997
3.Research of Transformation of George town, colonial town to World Heritage town.
Last day of Colonial town.
1998年4月26日 ジョージタウンの屋台調査
条件
1.すばやく料理を提供できる。
2.料理人は一人、それに補助がつく場合がある。
3.仮設的な構造物を持つこと。
4. 屋台の分類
火力の強弱:強火力、弱火力
調理の程度:完全調理、半調理、現場調理
移動:固定、半固定、移動
水の使用:多量使用、少量使用
営業時間:午前、午後、一日中
移動式
1) 四輪屋台
民 族:華人、イスラム系インド
商 品:ジュース、果物
購入者:全民族
半固定式
1997年4月27日 飲食店調査
はじめに
都市の特徴を物語るものは物的環境だけではなく、人々の精神環境と生活環境も含まれる。特にアジアでは構造物よりも、人々の生活が都市景観を作っていることが多い。人々は住居の中だけでは生活しているのではなく、街路でも生活している。その最たるものが飲食で、東南アジア都市では自宅で飲食するよりも外の店を利用するほうが多いように思う。マレイシアのペナンの旧ジョージタウン地域は、それを観察する最も相応しい場所であろう。
類型化
旧ジョージタウン地域には、一店舗一料理店の料理店タイプと、一店舗の中に複数の料理店が入る屋台タイプがある。料理店タイプは中華料理やインド・イスラム料理などを専門とし、調理済み料理を出すところと、注文を聞いてから料理するところがある。後者はレストランと呼ぶのが相応しい。前者は、入口で数品おかずを指定すると、ご飯の上にのっけてテーブルまで持ってきてくれる。テーブルにつくと、奥から飲料を注文に取りにやってくる。中国系では「経済飯店」と看板が架けられており、インド・イスラム系では「ナシ・チャンポール」、インドネシア系では「ナシ・パダン」と呼ばれている。
屋台タイプでは建物の外周部に屋台が並んでおり、それぞれ異なる料理を出している。客は、入る時に食べたい物を注文して、テーブルにつく。すると、奥から飲料の注文をとりにやってくる。屋台料理が数種類あるのに対して、飲料部門は一つしかない。Rio Cafeの場合は、店主が飲料部門を経営し、屋台と場所代及び水代を月契約を結んでいた。どうして屋台タイプの場合飲料部門の立場が強いのであろう。
After the World Heritage
2015年2月21日~23日
・Survey of Heritage Management in Malaysia, commissioned by the Japan Consortium for International Cooperation of Cultural Assets
2016年7月22日~25日
・Reunion of VOKs79.