KP AntiAliasingをAfterEffects6以降できちんと使用する方法。

KP AntiAliasingをAfterEffects6以降できちんと使用する方法。

今はもう販売されていないのですが、以前KP AntiAliasingというスムージングプラグインが販売されていました。

AfterEffectsのバージョンがあがるにつれ、SDKの内容などもがらりと変わり、古いSDkを使っているプラグインでは、

画像の幅が4で割り切れないときに画像がゆがむ症状が発生するようになりました。

画像を一度4で割り切れるコンポジションに入れて、画像のアンカーポイントとポジションを[0,0]にして、それに

KP AntiAliasingを適用すれば解決するのですが、あまりにも手間がかかります。

要は画像の幅を4で割り切れるようにすればいいので、なんとかこれに当てはまるプラグインを探すことに。

様々なプラグインを試した結果、FinalEffectsのICE RepeTileがこの役目に適していることがわかりました。

1) ICE RepeTileのExpandRightに以下のエクスプレッションを追加します

4-width%4;

2) Tiling をNoneにします

3) KP AntiAliasingを適用します

4) 2つのエフェクトを選択してアニメーションプリセットを作成します

あとはできたffxを使うだけ。

AE6.5からCycore社のエフェクトがバンドルされるようになりました。

FinalEffectと同じプラグインが多く、ICE RepeTile = CC RepeTileとして

使用できるので、FInalEffectがなくてもAE6.5以降であればOK。

ただし現在はKP AntiAliasingのプラグインは販売されていません。