ffxとは

エフェクトをまとめてffxとしたりすることから、ffxはエフェクトの何かだと思われがちだが

ffxはプロパティの集合記述なので、特定のプロパティはffxにできる

AfterEffetcts6.0などでは、エフェクトプリセットという名前だったのだが、途中から

アニメーションプリセットという名前になっている。

AfterEffectsにおけるプロパティは

マーカー

タイムリマップ

モーショントラッカー

マスク

エフェクト

トランスフォーム

レイヤースタイル(CS3以降)

マテリアルオプション

オーディオ

である

選択した状態でないとffxとして保存できないので、現状ではマーカーはffxにはできない

マスクの場合

マスク書く

マスクを選択する

アニメーションプリセットを保存...がハイライトされているので適当な名前で保存する

複数マスクを保存したい場合は保存したいマスクをすべて選択する

オーディオの場合

オーディオレベルを変更する

オーディオレベルが選択された状態であれば、アニメーションプリセットを保存...がハイライトされているので

適当な名前で保存する

オーディオレベルを元に戻す

先の保存したffxを適用する

保存した状態のオーディオレベルになっていることがわかる

キーフレームを付けて保存しても、キーフレームを記憶していることがわかる

キーフレームもオーディオレベルプロパティに属するプロパティだからである

エクスプレッションもプロパティなので、エクスプレッションも保存される

保存する注意点はきちんとプロパティを選択しているかどうかである

このことを利用して、様々な応用が考えられる。

ffxは複数選択したレイヤーにも一度に適用されるため、

複数のレイヤーのポジションに同じエクスプレッションを一気に割り当てたりすることができる

スクリプトがまだ難しいが、今の段階で少し効率よくできないかといった場合や

スクリプト書くほどではない時などに利用してみるとよいと思う

キーフレームや、エクスプレッションがすでにあるプロパティに対してキーフレームや

エクスプレッションがあるffxを割り当てるときは注意が必要。

このへんは利用者の都合で使いやすさを考えてffxにしてみるとよいと思う

ffxは下位互換性がないことも注意

どうしても同じものを下位バージョンで使いたい場合は、 上位バージョンでffxを適用し、

プロパティをテキストエディタ等にコピペして、行はじめの

Adobe After Effects 8.0 Keyframe Data

などとなっているバージョンの数値を変えてテキストのペーストを行うと良い