YUZUKAストーリー
できた !Part1
私はチョコチップクッキー担当
YUZUKAの人気商品チョコチップクッキー
私の担当よ
クッキーひとつに
チョコチップ2粒
でも、時々いくつ入れたのかわからなくなる
うん?
いくついれたっけ
ほら、また忘れそうになる
だから、いい方法
お皿にクッキー生地ひとつ
もうひとつ別のお皿にチョコチップ2粒
これだと間違わない
準備 準備 1つと2粒 別々のお皿
私はチョコチップクッキーの担当
決して間違わない
だって
YUZUKAの人気商品を任せられているから
チョコチップクッキー
チョコチップ
できた!Part2
クッキー製造では大きさを合わせることがとても大事です。25gの生地から2.5gずつ小さく切り分ける工程があります。
Aさんは、生地を切りやすいように棒状に伸ばすことは出来ます。
でも、それを2分割する作業つまり半分にすることができません。
この段階ではおおよそで構わないのですが、仕事に意欲的できちんとしたいAさんにとって、おおよそは至難の業です。
「生地を半分に切ってみましょう。」
「…わかりません。」
「生地の真ん中はどこですか?」
「…ここ?…ここ?……わかりません。」
「本当に半分なの?合っているの?、合っていないの?」
悩んでしまって先へ進みません。手が動きません。
Aさんの「やりたい!」という気持ちを燻ぶらせたくはありません。
この日からは試行錯誤の日々でした。
半分に切る
挑戦!
できた!
10等分も、できる!!
言葉での説明が難しいなら視覚的に伝えてみたらどうだろう?
下敷きに伸ばした生地のシルエットを描き、その中心に線を引き、生地を切り分ける目印にする。
いわば生地成形補助道具とでも言いましょうか。
「Aさん。下敷きの上に生地を置いて、線に沿って生地を切ってください。」
「は・・・い。」
恐る恐る線に沿ってナイフを入れてみました。
ゆっくりゆっくり線からずれないように切り分けをしてみました。
「できました!」
スムーズに生地を切り分けることができたのです。
半分に切り分けられなかったAさんが、応用して一人で生地を10等分できるようになりました。
さらに、25gの生地から2.5gの生地を切り分けることができるまでに成長しました。
そして今ではとうとう下敷きを使わなくても上手に生地を切り分けることができます。
「できない」と決めつけず、「やりたい」気持ちに視覚化で「できた」喜びが生まれました。