自分の仕事への興味や考え方も変えることが出来るきっかけに
稲葉 麗美
2022年入社 保育士 川崎医療福祉大学 医療福祉学部 子ども医療福祉学科
私がオンラインフェアで感じたことは主に2つあります。
1つ目は、「仕事」は自分が自ら行うことだということです。
私の身近には同世代でも仕事をしている方が多くいます。
そのため日頃から仕事の嫌だった話を聞くことがとても多く、仕事の悪いイメージをとても持っていました。
「仕事」は仕方なくするもの。上からの指示で動くもの。
そんなイメージを持っていた私は自分の小さな頃からの夢であった「子どもに関わる仕事をする」も諦めようと思っていました。
そんなときに出会ったのが福祉meetsでの「柚の木福祉会」ブースでした。
はじめは嘘のような明るさで
「ほんとにこんなに明るいのかな?」
「ほんとは上下関係も厳しいんじゃないかな」
などたくさんの疑問や不安がありました。
その中で実際に利用者様と一緒にお話されている様子や先輩職員の方の実際の体験を聞き、
「仕事にも楽しさを持っていいんだ。年数関係なく自分の意見を持って動いていいんだ。」
とプラスのイメージに変わっていきました。
入社した今もそのイメージは変わらず、実際に多くの場面で自分の意見を取り入れていただける機会をいただけてとても嬉しく感じています。
2つ目は、利用者さまと職員の枠を超えたつながりがあるということです。
私は今まで実習やアルバイトで保育施設はもちろん、福祉にかかわる施設にも関わらせていただきました。
その際にももちろん福祉とはなにかを感じる機会はありましたが、やはり職員と利用者様の間に1つ壁があるように感じていました。
その思いが一瞬で消えたのも柚の木福祉会のおかげです。
職員の方はもちろん利用者様も常に笑顔で、人と人として接している、そんな様子でした。
オンラインでも伝わる
「新たな福祉の形を感じたい」
「私もその一員になりたい」
と感じることが出来たひとときでした。
福祉の考え方はもちろん、自分の仕事への興味や考え方も変えることが出来るきっかけにもなりました。