中日本支部は、そば打ち技術研修会(四段位受験)<東海ブロック> を2018年7月28日(土)、とこなめ市民交流センター(愛知県常滑市)で開催しました。
6月30日の北陸ブロック、7月8日の中部ブロックでの開催に次ぐそば打ち技術研修会です。全麺協段位普及部のご支援と中日本支部管内の五段認定者による五有志会の全面的な協力をいただいての実施です。台風12号が接近する中、帰りを心配しながらの実施でしたが、幸い台風の速度が遅く、無事終了し、皆さまその日のうちに帰宅することができました。
受講者は、10名でした。講師は、全麺協本部から落合輝美段位普及部長、中村尚一全国審査員(専門チーム、北海道 そば食楽部北竜 会長 )と4名の五有志会の五段位の方々(田中崇喜五段、原秀夫五段、竜野俊彦五段、井出一男五段)の6名でした。支部からは、小林重森副支部長、溜島光則幹事(ネバーランドそば打ち研究会 副会長)、田多井俊夫事務局長が参加しました。
原五段が全体の進行を務め、小林副支部長の開会挨拶に続き、落合段位普及部長によるそば粉の吸水性特性を考慮した粗挽き粉の打ち方の注意事項の講義がありました。 講義の後に落合段位普及部長の四段位のそば粉(そば粉:つなぎ 14:1)のデモ打ちと原五段の三段位の二八そば粉のデモ打ちがありました。特に落合段位普及部長からは、加水率の高いそばの場合の四つ出しの工程について丁寧な注意がありました。昼食後、10人の受講者は3組に別れ、木鉢、延し、切りの工程ごとに場所を移動しながら、各工程の講師から丁寧な指導を受けました。
受講者も、講師方々も非常に熱心にこの研修に取り組まれていました。
最後に、落合段位普及部長が総括をして、研修会を終了しました。