25.10.12 natchi 記
「スポーツの日」
10月の第二月曜日に祝日に『スポーツの日』があります。
スポーツの日はスポーツを楽しみ、健康的な生活を促進するための祝日です。もともとは1964年の東京オリンピック開会式を記念し、『体育の日』として制定されましたが、2000年からハッピーマンデー制度により10月の第2月曜日に変更され、2020年に『スポーツの日』と改称されました。全国でスポーツイベントや運動会が開催され、身体を動かす楽しさを再認識し、健康への意識を高める大切な日とされているようです。
25.10.5 goji 記
「身近な歴史遺産」
地下鉄北18条駅から放送大学に向かうと、すぐに見えてくるのが 北大第二農場。 毎日のように前を通っているのに、ふと足を止めて眺めると「すごい場所なんだなぁ」と思います。昔、あのW.S.クラーク博士が 「雪深い北海道で農業を成功させるには、家畜が冬を越せる牧舎が絶対に必要だ」 と言っていたそうです。なるほど、建物群をよく見ると、寒さの厳しい土地で人も動物も生き抜くための工夫が詰まっているんですね。
中でも目を引くのが 「モデルバーン(Model Barn)」 と呼ばれる大きな建物。 「日本農業近代化のモデルにせよ」という博士の思いが込められているんだとか。普段の通学路のすぐそばに、こんな歴史的な遺産があるなんてちょっと誇らしい気分になります。
さて、ここで宣伝です!
10月18日(土)13:30から、学友会恒例の「北大散策(北部)」を開催します。
北部散策のメインは、この第二農場。素人ガイドですが(笑)、説明付きでご案内します。北大の歴史にちょっと触れてみませんか?
25.9.21 ひかり 記
「福場将太先生」 其の二
「福場先生 其の一」の続編です。
北海道難病連と千歳市にある学習塾がタイアップした企画で、福場先生のご講演があるので友人を誘い行ってきました。魂のヒーローに会えるのですから、ウキウキワクワクです。ご講演では、病気が相棒になるまで5段階の過程をふんでいたのが分かりました。福場先生は、文章を書くのと音楽がお好きで、この日は、ライブもありました。1曲目はオリジナル曲の「学びの歌」です。答えは見つかったの?理由は見つかったの?から始まり、生きていることをちゃんと納得したいからで終わるこの曲は、勉強している私の励みになりました。もちろん、先生ともお話ししましたよ。ココ、外せないです。先生と接していると、心が穏やかになり、幸福感に満たされた一日でした。
25.9.14 ヴィニャン 記
「クスサン来襲」
8月も今日でおしまいという日の夜20時過ぎ、我が家のベランダに何やら黒い影がバタバタと動き回っていた。大型蛾の一種ヤママユガ科のクスサンであった。
この蛾は一昨年夏の終わりに琴似など西区を中心に大発生し、報道もされていた。我が家の近所(知事公館付近)でも多少目にはしていたが、大量発生とまではいかないようで、物好きにも私は早速地下鉄にて夜の琴似へと出掛けてみたのであった。駅出口を上がると、大量の蛾が群舞し、こわごわと通り過ぎる人々や、なかには悲鳴をあげて逃げていく若い女性などもいて、まさに1996年の映画「ガメラ2 レギオン来襲」さながら、クスサン来襲とばかりに札幌の街を大量の蛾が暴れ回っていたのであった。
今年は、一昨年ほど騒がれてはいないが、やはり琴似近辺に大量発生があったとの一部報道があり、その中の1匹がここまで飛んできたのだろう。こんな遠く高いところまで(我が家は14階)わざわざやってきたクスサン君にご苦労さんの声を掛けようと再びベランダに出たが、彼(彼女かも?)はもうどこかへと去っていて、ベランダはひっそりとしていた。ちょっぴりさびしい夏の終わりであった。
25.9.7 natchi 記
「就活に向けて」
8月に大学の試験結果が発表され、認定心理士と社会福祉主事の任用資格と124単位以上を取得し終えました。今月から本格的に就活を始めています。『サーナ』という障がい者のための就職転職情報誌を取り寄せ、読んでいると学生へのメッセージでこんな文がありました。「就職活動において、多くの学生は自分の魅力に気づけず、その可能性に自ら蓋をしがちです。しかし、誰もが持つ『アピールポイント』は自己分析や他者との対話を通じて必ず見つけることができます。」
上記の文を踏まえると他者とのノンバーバルコミュニケーションこそ就職活動に繋がると思っています。なので、私は就職活動に重きを置く傍ら可能な限りたくさんの方々と交流することを重要視しています。もう一つは『SARA school』という資格取得会社で心理学についてもっと深めるために福祉心理学や心理カウンセラーについて再学習をしようと思っています。放送大学のオンライン授業に「生涯学習を考える」という科目があります。そこでは人は生涯、学ぶことができる生き物であると講師が仰っています。私も多くのことを学び人間性を高めていきたいと思っています。
25.8.31 ひかり 記
「福場将太先生」 其の一
以前、NHKの番組「北海道道」で、美唄市で精神科医をしている福場先生がご出演になっていました。福場先生は、網膜色素変性症で失明しても医師を続けておられます。「美唄は、美しい唄と書く」と言い、ギターを抱えて歌っている姿に胸がキュンキュンしました。その後に本を出版。書名は『目の見えない精神科医が、見えなくなって分かったこと』です。目が見えることを手放すと豊かな世界が広がると分かり、冒頭から最後までワクワクして読みました。私も豊かな世界を見てみたいと願望にかられ、ものを捨て始めました。半分くらい捨てたころでしょうか、体調が良くなりました。このことを主治医に話すと、捨てるのは魂に関わること。魂と心と体は影響しあっているからだと説明がありました。福場先生は私の魂のヒーローです。
捨て始めると、どうせ買っても捨てるのだから、物を買わなくなりました。
クローゼットや押し入れ、タンスの中がスカスカって、いいものですよ。
25.8.24 ヴィニャン 記
「夏の夜のカンタンの夢」
8月1日の夜、ススキノの立ち呑み屋から一人歩いての帰り道、カンタンの鳴き声を今年初めて聞きました。昨年より9日、一昨年より12日、3年前より18日早い記録になります。私の個人的な記録なので正確性には欠けますが、なぜか年々早くなっているような・・・。近年は、6月や7月にとても暑い日があったりするのが常態化していますが、そんなことが影響しているのかも?
“邯鄲(かんたん)の夢”、人生の栄枯盛衰がいかに短く儚いものであるかを表す中国の故事に由来する言葉です。カンタンのどこか夢心地な鳴き声を聞きながら、自分の来し方行く末、地球の未来など、そんなことを想いながら家路を辿った夏の夜でした。
25.8.17 natchi 記
「My Favorite Books」
私は幼い頃から読書が趣味でした。どんな場所にいても読めるからです。私は日頃から『ブクログ』という読書管理アプリで読書記録をつけています。今のところ『今読んでいる本』も含めると、計16冊程 記録してあります。今月は夏休みということもあり、本を四冊読みました。『母さん、愛ってなに?』『漢方のひみつ』『伊能忠敬』『窓ぎわのトットちゃん』を読みました。この四冊の中で最も印象に残った本は『母さん、愛ってなに?』です。私は心理士を目指しているので普段は主に心理学を専攻しています。この本は両親の性格のズレから離婚、父も母も子供のことを心配しながらも、それぞれ別の伴侶を求めていく過程を、主人公であるコーリャ少年の目を通して、生活と感情の変化を細やかに描き出しています。親の離婚を真正面からとらえた作品はソビエト文学書では非常に珍しい題材のようです。作者自身の体験をもとにえがかれているだけに、少年へのかぎりない愛のまなざしがそそがれています。
心理士になるものとして人の心境を時間の流れとともに汲み取ることを重視しています。今回この本に出逢えたことをうれしく思いました。この経験を活かし落とし込み、更に、実践に応用していきたいと思います。
25.8.10 北海女子 記
「梅干しつくり」
近所のお寺の境内に、大きな梅の木がある。
毎年たわわに梅の実がなる。数年前までは、お寺の若い
お坊さんたちが、梅の実を拾っていた。きっと精進料理に
使うのだろうと思っていた。しかし、ここ数年は拾う人もなく、地面に落ちたままになっている。
もう、梅の実を拾って、梅干しつくりをするひとは居なくなったのであろうか。地面に落ちている梅の実が可哀そうであった。
誰も拾わないのであれば、私が頂いて梅干しを作ってみよう。
毎朝、梅の実拾いを始めた。100粒も拾ったであろうか。
きれいに洗い、塩漬けにする。梅酢が上がってきたら、紫蘇の葉を入れる。そして、土用の強い太陽の陽射しで干す。これだけの作業なのだ。
梅の産地では、梅仕事といい、梅の実が成るころは忙しいそうだ。
楽しみで作る梅干し。できたらお寺のお坊さんにお届けしよう。
25.8.3 ヴィニャン 記
「岩手学習センター」
面接授業「宮澤賢治の世界」受講のため、7月4~8日盛岡に行ってきました。岩手学習センターは、岩手大学構内にあり、四階建て図書館の三、四階が学習センターとなっています。同大学は、賢治の母校『盛岡高等農林学校』を母体の一つとして今に至る総合国立大学で、緑濃く広いキャンパスは、とてもゆったりとした印象でした。
講師の田中成行先生は、同大学平泉文化研究センター客員准教授です。一般にイメージされる賢治の童話とは異質な作品『毒もみの好きな署長さん』を題材に賢治の別な一面について考えたり、『雨ニモマケズ』の詩の原文で「ヒドリ」と書かれている箇所が今広く出版されている本ではヒデリ(日照り)と解釈されていることの是非について意見を出し合ったり。ちなみに私は原文のままの「ヒドリ(独り)」説を発表させて頂きました。加えて、先生は大学構内の賢治ゆかりの場所を案内してくれました。農業資料館(旧高等農林本館)には鳥獣魚類の剥製や岩石標本が陳列され、なかにはヨタカ、カワセミ、チョウザメ等、賢治童話でお馴染みの剥製もあり、これらを観て賢治は童話のヒントにしたのかと想像されました。
2日間の授業を終えた翌日、種山ヶ原に行きました。ここは『風の又三郎』のクライマックス、又三郎がガラスのマントをギラギラさせて空に飛び上がる舞台となったところ。当日は、童話の場面とは異なり、日差しの強い夏空が広がっていましたが、とても気持ち良い風が吹いていました。