24.10.6 goji 記
「北大散策シリーズ」
№9 銀杏並木
北13条門から西へ中央通りまで、約370m、70本(北側33本・南側37本)の銀杏が植えられています。かつてこの北13条通は、大正11年(1922年)頃に植えられたサクラとカエデ(エゾヤマザクラとイタヤカエデ)の並木であったそうです。今のイチョウは、昭和14年(1939年)頃に植栽されたもので、当時は、サクラとカエデと小さなイチョウが混在した並木でした。サクラとカエデは、昭和20年頃に病害などによる枯死や、防空壕の建材として伐採されたりして、その姿を消したそうです。サクラやカエデが姿を消した後は、北大の発展に合わせるようにイチョウの木も成長し並木を形成して、夏は緑のトンネルを作り、秋には黄金色のトンネルに姿を変え、訪れる市民の目を楽しませています。「黄金色」となる10月末頃には北大生が主催する金葉祭(ライトアップ)が行われています。
24.10.13 goji 記
「北大散策シリーズ」
番外編 紅葉とブロワーの響き
あんなに暑かった今年の夏。でも、しっかり秋は訪れるようです。木々も色づきはじめ、落ち葉も目立つようになりました。
先週後半からは北大構内で「騒音」が響き渡るようになりました。例年のことですが落ち葉を吹き飛ばす「ファン」の音です。ブロワーというそうです。毎日、職員の方(業者さん?)がメインストリートを中心に落ち葉を片付けてくれています。しかし、なにしろ木々の多さでは全国有数の北大構内、「片づけても、片づけても・・」です。落ち葉が目立つということは「紅葉」も始まりました。写真は一昨日の第二農場前です。先週、ここに書いた銀杏並木も二週間ほどで「黄金のトンネル」になるようです。あんなに暑かった夏だったのに、そろそろ雪虫が・・・・・・・。
そうそう、来週19日(土)は、学友会主催「北大散策」です。札幌農学校から北海道大学の歴史を訪ねます。誰でも参加できますので、ぜひご参加ください。
24.10.20 goji 記
「北大散策シリーズ」
番外編② 黄金色のトンネル
北大構内の紅葉も、あっという間に広がっていきます。北13条門から西へ延びる銀杏並木もどんどん色づいています。写真は17日の様子です。今年の金葉祭は26日・27日だそうで、そのころには「黄金色のトンネル」が見られそうです。様々なイベントが企画されているようですが、くれぐれも地面に散らばる銀杏を踏まないようにご用心!!!その匂いは強烈です。
24.10.27 goji 記
「北大散策シリーズ」
番外編③ 黄金色の絨毯へ
昨日、今日の二日間、金葉祭です。この行事の歴史は浅く今年で13回目、二日間は18:00~ライトアップもされるようです。もちろん「お祭り」ですので、屋台やステージもあります。昨日午前中に覗いてみたのですが、樽川通りには観光バスも止まっており、観光客を多く見受けられました。「黄金」度は、まだ70%くらい(個人的見解)で、来週いっぱいは楽しめそうです。写真は一昨年の11月初めの風景で、「黄金色の絨毯」になります。
24.11.3 goji 記
「チョコレートタウン」
文化の日の工場見学
当別の「○○○カカオ&チョコレートタウン」に行ってきました。工場見学ができるとの情報はずいぶん前から入手していたのですが、初めての体験です。今日は休日ですので親子連れが多く、もちろん売店では外国語が飛び交っていました。
見学チケットは一人1200円。事前にネット予約しましたが、当日現地申込でも余裕はあるようでした。チョコレートが出来上がる迄の過程がわかりやすく展示されていて十分元は取れました。「カカオの実はラクビ―ボール大」「チョコレートになるのはカカオのタネ部分」「チョコレートは飲み物だった」というのは、恥ずかしながら初めて知りました。子供たちも楽しめる工夫もたくさんあり、楽しそうな子供の姿を見ることができました。
帰りには、当別道の駅でランチ。パスタが美味しかったです。
24.11.10 goji 記
「京都国立博物館」
先日、京都国立博物館の「法然と極楽浄土展」に行ってきました。この企画は4月には東京国立博物館でも開催されていたのですが、なにしろ東京はホテル代が高く、京都にしました。たまたま京都の通信制大学で「法然浄土教」をまなんだことがあったので、法然には縁が深いのですが、展示物の「貴重性」もよくわかり、面白かったです。同行したかみさんにもいろいろ説明できて、「あれ、うまく説明できるということは、少しは勉強したことが身についているのかな・・・」と思え、ちょっと自己満足でした。
24.11.17 goji 記
「京都国立博物館」②
時代祭とスマホ
準備不足も甚だしい話です。ホテルで食事をとっていたところ、仲居さんに「時代祭にいらしたのですか?」と声を掛けて頂きました。「えぇ? 時代祭?」と答えてしまいました。
京都三大祭りの「日程」を把握していないとは・・・・。あわてて、日程調整。なんとか「時代風俗行列」を見ることができました。時代祭は2回目。前回は56年前の高校修学旅行の時でした。今回陣取ったのは終点の平安神宮に近いところだったので、行列の面々はちょっと疲れ気味だったようです。やはりスタート地点の京都御所近辺がベターなようです。
私主動の旅行は「いつも計画性がない」とかみさんに叱られます。しかし、今の時代はスマホがあります。「どこで見たらよいのか」「そこまでどのように行ったらよいのか」「従来の予定との整合性は」などがたちまちわかります。準備がなくても、なんとかなるようです。ただ、「残念」もありました。地元テレビを見ていて、嵯峨野の美術館で「若冲」があることを知りました。しかし、さすがにこれをこなそうとすると、日程的に厳しいことがわかり、断念することにしました。世の常として、得るものもあれば必ず捨てるものもあるようです。
24.11.24 goji 記
「京都国立博物館」③
白鷺城
京都国立博物館の帰りに、姫路城によってきました。ここは初めての経験。JR京都駅から「新快速」で一時間半、あっという間に姫路です。駅に降りると目の前に姫路城の天守閣がそびえたっています。
ここでもスマホが大活躍。「新快速で姫路まで座っていくには・・」とお聞きしたところ「11号車の優先席がねらい目、座れない場合も大阪駅まで我慢すれば大丈夫」と出てきました。11号車に並んだのですが、やはりいっぱいで座れませんした。しかし、スマホの指摘通り、大阪駅でほとんど降りてしまい、それ以降の一時間はゆったりできました。
天気予報は雨だったのですが、なにしろ「晴れ女」のかみさんが同行していたので、姫路につく頃には「晴れ」。やはり白鷺城には、青空が似合います。
24.12.1 goji 記
「Kitara」
石田組
先週、Kitaraに行ってきました。5年ぶりです。最近はhitaruに行く機会が増えていたので、「久しぶりのキタラ」です。今回は石田組のコンサート。硬派弦楽アンサンブルとありますが、リーダー(パンフレットには組長とあります)の石田泰尚さんのビジュアルはまさに「あちら系」。喋りはそれほどうまくはないのですが、演奏はピカイチ。もちろんKitara のせいもあるのですが、抜群の音色です。各パートの音がきちんと聞き取れ、その音はケンカしない。こんな会場が札幌にあるのは本当に幸せです。次回は2026年3月だそうで、喋り担当(自称広報係)のビオラさんが、「札幌だけでなく道内各地でもやりたいので呼んでください」と言っていました。機会があったら「ぜひに!」。お勧めです。
24.12.8 goji 記
「懐メロの力」
フォークソング・Beatles・月光仮面
・マイフェアレディ・歌謡曲・GS
自宅から学習センターまで徒歩25分。健康のためもあり週5日「徒歩通学」しています。その時スマホに入れた曲をランダムに聞きながら歩きます。全部で325曲。往復50分でだいたい20曲をほぼ毎日聞くことになるのですが、不思議に「飽きない」ようです。「フォーク」「昭和歌謡」「ビートルズ」「グループサウンズ」「ミュージカル」「荒木栄」「ヒーローもの主題歌」など、子供の時から青春時代にかけての「私の懐メロ」です。私がビートルズやフォークを聞いていた頃、近所の年寄りたちは「東海林太郎」「三波春夫」を聞いていました。その時「何が面白いのだろう???」と思っていました。しかし、自分が高齢になった今、聞いているのは昔聞いていた「懐メロ」です。決して、ADOやYOASOBIではなく、「懐メロ」です。そうした曲を聞くと自分がその時代に戻るような気がします。青春時代に聞いた曲は、自分の中で決して「古くなる」ことはなく、かえって自分を青春時代に引き戻してくれる力があるようです。「故郷の年寄り」の気持ちがちょっとだけわかったような気がしています。
24.12.15 goji 記
「定山渓温泉」
宿泊?
15年ぶりくらいに定山渓温泉に行ってきました。現役時代は、毎年職場の「観楓会」で定山渓・登別・洞爺を順番に回っていました。こうした職場の「全員参加型行事」も、今となっては「昭和の遺物」みたいですね。
さて、今回はホテルの日帰りランチプランです。地下鉄真駒内駅から無料送迎バスでホテルへ。わずか30分。道路も昔に比べ広くなり、走りやすそうです。ランチはバイキングですが、料理の質は極上でした。食後に大浴場で一時間入浴、その後ゆっくり休憩して夕方無料バスで真駒内まで送ってもらえます。極上の食事に、温泉。十分すぎる至極の時間。これで3900円。ホテルには申し訳ないのですが、「日帰りプラン」で十分な温泉気分を味わいました。
24.12.22 goji 記
「冬至」
カボチャ・柚子
昨日は冬至。季節的にはこれから厳冬ですが、この日を境に日が少しずつ長くなり春に向かっていきます。個人的には冬至後の「一歩一歩春へ」の感覚が好きです。
さて、冬至といえば「かぼちゃ」と「柚子湯」。これらは、広辞苑にも記載があるくらいなので、いわゆる「伝統」の範疇の習慣なのでしょう。
広辞苑第7版には「冬至カボチャ:カボチャを保存しておいて冬至の日に食べる風習」「ゆず湯:冬至の日、柚子の実を入れた浴湯。これに入れば風をひかず、また、ひびやあかぎれを治すという。」とあります。
その理由は「諸説あり」ですが、カボチャの色が古来魔よけの色とされた黄色であること、そして長期間保存可能でしかも栄養満点なので、長い寒い冬を乗り切るために適した食材として重宝されてきたことが「ご利益」に発展したようです。冬が旬の柚子も、香りも強く、邪気がおこらないという考えがあったようです。さらに、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、「長年の苦労が実りますように」との願いも込められているそうです。
ともかく、今日から一歩一歩春に向かいます。
これからの長い冬を楽しみながら、春を待ちましょう!!!
24.12.29 goji 記
「アルパ」
パラグアイハープ
先日、定山渓のホテルの日帰りランチのことをつぶやきましたが、その時、玄関ロビーでパラグアイハープのミニコンサートが行われていました。
すてきな音色で「心の洗濯」には最適でした。癒やされます。
ハープのことをスペイン語でアルパと言うようです。中南米ではわりとポピュラーな楽器のようで、一般に知られているハープ(グランドハープ)より小型です。写真の演奏者が一人で持ち上げてステージにセットしていました。「透明」というか、「空を抜けるような」音色でした。