25.1.5 goji 記
「ハイビスカス№3」
謹賀新年
昨年9月、このブログに「ハイビスカス№2」を上げさせていただきました。10月からは室内に移したのですが、「冬休み」に入ったらしく、しばらく花はつけませんでした。それが冬至を過ぎたあたりから突然つぼみを付け始め、なんと元旦に開花しました。この花以外にもつぼみがたくさんあり、しばらく楽しめそうです。なにか「今年は良いことがありそう!」と勝手に思える正月になりました。
25.1.12 goji 記
「高龍寺」
函館の高龍寺にお参りしてきました。縁起によると江戸初期1633年の開山とあり北海道最古の寺院だそうです。
宗派は曹洞宗ですので、ご本尊は釈迦牟尼仏。北海道における仏教寺院2281カ寺のうち、最大数は浄土真宗大谷派で500カ寺、続いて曹洞宗の444カ寺だそうです(永幡豊「北海道における仏教寺院の分布について」2013年)。曹洞宗といえば大本山のひとつとして有名なのが福井の永平寺。古くから北前船の往来もあり北海道と北陸の交流は盛んだったようです。
25.1.19 ひかり 記
「安い家電製品」
わが家にある重い掃除機のホースが潰れて使い勝手が悪くなりましたので、コードレスに買い替えることにしました。家電量販店で安いのを買ったのですが、こぼれたおせんべいのかけら等は寄せるだけ。埃はヘッドにくっつくだけ。とにかく、吸い取らないのです。吸い取らない掃除機ってあるんですよ。
そこで、調査を開始して友人数人に電話しました。コードレスの掃除機はダイソンが一番。型落ちは安いけど、やや重い。掃除機は軽いと、掃除機をかけている時に体が持って行かれる場合がある。掃除機は軽い方が良いと思っていましたが、そうでもなさそうです。
決意して型落ちダイソンを購入しました。吸い取らない掃除機とほぼ同じ値段でした。吸い取る掃除機は快適です。
この年は、電子レンジも安いのを買ったのですが、温め時間は3分まで。3分を2回すると、時間を置かなければ次のレンチンができません。
安い家電製品は、予想を超える場合がありますので、買う時は、気を付けてくださいね。
25.1.26 goji 記
「十勝晴れ」
札幌はどちらかというと日本海気候で冬場はどんよりとした天気が多いようです。しかし、十勝はいわゆる太平洋気候、特に冬場は晴天が格段に多いようです。そうした冬場のからっとした天気を「十勝晴れ」というそうです。真冬ではマイナス15度から20度が普通の内陸性気候ですが、なにしろ晴れ間が多いので南向きの部屋は温室状態、昼間は「暖房いらず」です。真っ白な日高山脈と十勝晴れの青のコントラストがとてもきれいです。
25.2.2 Natchi 記
「私と冬と映画」
車椅子ユーザーである私は、冬になると冬眠をする。冬眠? どういう意味? と思われると思うので初回は簡単な説明をする事にしよう。車椅子はタイヤが雪に埋まるため路上に雪がある場合には進む事も戻る事も出来ない。なのでずっと家にいるということである。
さて本題に入るが、「おうち時間」を楽しむため、3年ほど前にFireTV Stickを購入し、毎週休の日はYouTubeやアマプラビデオを視聴している。早速今年は、三つの映画を見た。一つ目は「アナログ」という携帯電話を持たない彼女とお付き合いする話。二つ目は、「PERFECT DAYS」という役所広司主演。ある一人の男の一日を3回繰り返す映画だが、同じような毎日を過ごしているように見えても実は全く同じことをしている日は一日たりともないという話であった。三つ目は「キセキの葉書」を見た。概要文を見て見始めたが懐かしい部分や「とても演技がうまいな」と圧倒されながら視聴した映画であった。面白いかどうかはわかりませんが皆様もお時間あるときにご覧ください。以上映画紹介コーナーでした。
25.2.9 ひかり 記
「札幌で生まれ育った おおば比呂司」
札幌市資料館内に「おおば比呂司記念室」があります。
おおば比呂司は、1921年札幌で生まれました。
北海道新聞社に入社し、図案課に籍を置き、カットや挿絵を描いていました。
1958年に上京。
1988年にオランダに移住。
写真は、おおばが使用していたものです。
このほかにも、再現したアトリエ、多数の絵が展示してあります。
絵は、時々入れ替えるそうです。
おおば比呂司の絵は、なごみますね。
札幌で生まれ育った私ですが、おおば比呂司もとは知りませんでした。
観光客は調べて来るので知っていますが、案外札幌の人は知らないそうです。
下のURLは、「おおば比呂司記念室」です。
ご覧になってみてくださいませ。
25.2.16 goji 記
「冬のコタン」
先日、ウポポイに行ってきました。冬は初めてです。体験交流ホールで古式舞踏が始まる迄、舞台の後ろにコタンの冬風景が広がります。ポロト湖越しの冬のコタンはとても素敵で、まるで額縁絵画です。今回、「鶴の踊り」の演舞を見ることができました。鶴の鳴き声を模した演者の「声」がすてきです。
ステージのあと園内をゆったりと循環する電気バスに乗ってチセに行ったのですが、そこでムックリの実演がありました。これが素晴らしい。ムックリ本体の音だけでなく、不思議な響くような音がしました。質問したところ「息を吸うときに口の中で響かせる音」とのことで、なにか引き込まれる音色でした。ちなみにムックリには「楽譜」はなく、すべて即興とのことです。
「鶴の踊り」 サルルンカムイ リㇺセ/鶴の踊り - YouTube
「ムックリ」 ムックリ/口琴
ウポポイ民族共生象徴空間YouTubeより
25.2.23 natchi 記
「天皇誕生日」
このブログの掲載日が『天皇誕生日』ということで、天皇誕生日について少し深掘りしてみたいと思います。
天皇誕生日は、奈良時代に中国から伝わった「天長節」を起源としています。天長節は、古代の思想書で用いられた「天長地久」という言葉が由来で、天地が永遠に続くという縁起のいい意味合いがあります。日本独自の祝日ですから、私たちも何かしたいと思いませんか?自宅で祝う方法として、例えば家の前に日の丸を掲げる、お祝いの和食や特別な料理を楽しむというような方法があります。皆さんも今日はちょっとした自分へのご褒美をあげてもいいかもしれませんね♪
25.3.2 goji 記
「旧浦河公会会堂」
昨年からVR研究会というサークルに参加しています。VRゴーグル・PCで、VRChatやビートセーバーなどを体験するサークルです。メタバースと学習センター会議室の同時開催で、メタバースでは全国各地から参加できます。そこで関西の学習センター所属のKazusiさんと知り合いました。例会中の雑談の中で、彼のおじいさんが牧師として来道し農民の救済を目指していたというお話をお聞きました。その当時の建物が現在北海道開拓の村に「旧浦河公会会堂」として保存されているとのことです。関西と北海道とはずいぶん離れていますが、放送大学という共通の場で学んでいる学生同士に「繋がり」がありました。「縁」というのはあるものですね。
(写真は開拓の村HPより)
25.3.9 goji 記
「北大散策シリーズ」
№10 クラーク像 #1
「青年よ、大志を抱け」の言葉で有名なクラーク博士の胸像は、人気の撮影スポットです。現在の像は昭和23年(1948年)に再建された2代目で、大正15年(1926年)作成の「初代」は太平洋戦争中の金属回収令により「献納」されました(1943年)。札幌農学校の初代教頭(校長は事務方の名目職であり、教頭は実質的校長)であり、同大学では専門の植物学だけでなく、自然科学一般を教えたそうです。もちろん授業は英語です。多くの学生が東京の英語学校出身だったそうで、最初の卒業生は13名だったそうです。この他、学生達に聖書を配り、キリスト教についても講じたといわれています。のちに学生たちは「イエスを信じる者の誓約」に署名し、キリスト教の信仰に入る学生が多かったそうです。当時クラーク博士はマサチューセッツ農科大学の学長であり、1年間の休暇を利用して札幌農学校に赴任しました。したがって、在任は明治9年~10年(1976年7月~1977年5月)までの9か月の短期でした。
25.3.16 goji 記
「ビル解体」
NHKに「解体キングダム」という不定期番組があります。いわゆる「難工事」と言われる「解体」を取り上げる番組です。過去には「100メートル煙突の解体」「都心の密集地に立つビルの解体」などが取り上げられ、なかなか面白い番組です。それとは比較にならない「簡単な解体工事」が、私の住むマンションの隣で始まりました。5階建ての集合住宅です。10日ほど前から重機による本格的な解体が始まりました。毎日、妻と特等席から「見学」させてもらっています。写真のように外壁はまだ3階まで残っていますが、「がれき」が大量に出ていて、数日前からその搬出が始まっています。「あのがれきの山はどこへ行くのだろう…」なんて、ぼんやり考えてしまいます。
25.3.23 goji 記
「ちえりあ」
初めて、宮の沢の「ちえりあホール」に行ってきました。アルス室内合奏団の演奏会です。この合奏団は、私たちに心理の教科を教えてくださっている吉野巌先生が中心となり設立されたアマチュア弦楽奏者の集いです。私は2度目ですが、とてもレベルの高い演奏です。入場料は1000円ですが、そのレベルからして格安すぎるコンサートでした。
今回のテーマは「四季」。「四季」といえばヴィヴァルディで、私のようなクラッシック初心者でもおなじみの曲です。前半はメンバーによるヴィヴァルディで、後半はソリストの岡部亜希子さんを迎えてのピアソラ「ブエノスアイレスの四季」でした。ピアソラはタンゴのコンサートでは聞いたことのある作曲家ですが、その「四季」は初めて聞きました。ヴィヴァルディに対するオマージュいっぱいの編曲で、とても格調高い演奏でした。いつも思うのですが、バイオリンソロは「華がある」。ちなみに吉野先生はVioloncello(チェロ)です。
25.3.30 goji 記
「北大散策シリーズ」
№10 クラーク像 #2
半世紀ほど前までは、北大構内は観光客に開放されていました。ポプラ並木と先日紹介したクラーク像(胸像)を目的とした多くの観光バスが、毎日、胸像の前に停車していたそうです。しかし、いわゆる「観光公害現象」が学術研究の妨げになるとして、昭和48年(1973年)に観光バスの構内乗り入れ禁止措置がとられるようになりました。その時点で北海道観光のシンボルになっていたクラーク像を見学できないのはもったいないとして、札幌観光協会は、北大の了解を得て(北大開基100年事業の一環)、昭和51年(1976年)羊ヶ丘展望台に新しいクラーク像を建立したとのことです。なお、「Boys be ambitious! 少年よ大志を抱け」は博士が離任する時に、見送りに来た学生たちに最後に投げかけた言葉とされています。