第123回

第123回現代人類学研究会

「ローカルなものとグローバルなものをめぐる思考」

◆日時:2022年4月23日(土)15:00-17:30

◆開催:Zoom を使ったオンラインでの開催

◆企画趣旨

 人類学は常にある地域をそれが位置づけられる広域な地域の中で捉えてきた以上、ローカルなものとグローバルなものの関係は人類学者について回った問いの一つと言ってよいだろう。特にグローバリゼーション論が盛んになった1990年代以降について言えば、そこではローカルなものとグローバルなものがどのように不可分に絡み合っているかについて活発な議論がなされてきた。こうした成果を前提としつつも、本研究会では、ローカルなものとグローバルなものについて、人類学者だけでなく人々もまた考えていることに着目し、その思考がどのようなものであり、それがどのような帰結をもたらしているかについて、二つの民族誌事例から検討を試みる。


◆発表者・発表題目

藤田周(東京大学大学院 博士課程)「グローバルにローカルなものを目指して:ペルーの現代料理の理想と矛盾」

吉田航太(東京大学大学院 博士課程)「グローバル/ローカルの混ぜ方と分け方――インドネシアにおける廃棄物と堆肥をめぐって」

◆コメンテーター

相田豊(東京大学大学院 助教)


◆ 申し込みフォーム

https://forms.gle/WVc2HtNnVzu4bba87 

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