倉知朋之介

「アメリカンドッグ」2019

倉知朋之介

1997年愛知県生まれ。2020年京都造形芸術大学情報デザイン学科情報デザインコース卒業。

慣習化された何気ない行動やありふれた事象、 日常的に用いる言葉に感じる 「可笑しさ」を、映像や造形物を用いて 独自に追及しています。 日本語でいう「可笑しさ」の中には、 滑稽(funny)、興味深さ(interesting)、 不条理(absurdity)等、さまざまな要素を含んでいます。 例えば、食材やその調理法や作法のような、 ひとつのテーマにおいて、その歴史的・文化的背景 を探りながら分解し、自身の身体や物を使って 再構築を繰り返すことを通して、 そこに内包され得る不可視の「可笑しさ」を 表出させることを試みています。主な展覧会に「2019年度京都造形芸術大学卒業作品展」(京都芸術大学、京都、2020)「はならぁと Meteoron:11人の人たちにとってローカルになるから」Art-Space TARN(奈良県天理市)他に、アーティストユニット「John Gan Jihn」に参加。