新着情報
☆ 竹中医院はSTOP!20歳未満飲酒プロジェクトを応援します。(2023年4月23日)
☆ 大阪府保健医療部依存症対策グループが推奨する治療・指導方法を導入しました。(2024年3月22日)
☆ 当院での診察中におけるアルコール依存症スクリーニング方法がCAGEテストからAUDIT(Alcohol Use Disorders Identification Test)に変更になりました。(2023年6月8日)
☆ 当院でレグテクト、セリンクロを用いた減酒治療ができるようになりました。(2023年1月21日)
☆ お酒を減らしたい方に以下のホームページを御紹介しています。(2022年6月11日)
当院の断酒・節酒外来の実態(2024年3月20日現在)
☆ 現在までに22名の患者さんが受診
☆ 現在13名の方が断酒・節酒に挑戦中!
平均年齢:56.4歳(標準偏差11.9)、男性9名、女性4名
AUDIT平均値:14.3(標準偏差4.8)
アルコール依存症7名(男性4名女性3名)、危険飲酒者5名(男性4名女性1名)、
その他1名
当院では新生会病院様の御協力の下、必要な方に断酒・節酒に役立つ「泉州スマイルSBIRTS(エス・バーツ)」という小冊子をお配りしています。
お酒をやめる時に助けになる薬
セリンクロは酒を飲みたい!という衝動を抑えると言われ、飲んでも以前ほどおいしいと感じられなくなり 、減酒にも断酒にも用いることができると言われています。頻度が多い副作用は、吐き気、めまい、頭痛などですが、いずれも症状は軽く、治療開始に一時的に生じる場合がほとんどと言われています。
レグテクトは断酒のために用いる薬で、酒による快感(多幸感)がなくなり、飲んでも飲まなくてもほぼ変わらない状態になると言われています。副作用として下痢(14.1%)、お腹の張り(1%)、悪心(0.5%)といった胃腸障害(16.1%)があり、その他、腎機能が悪い患者さんや高齢の方には慎重に使う必要があります。
集中的・専門的に断酒を希望される時
専門医療機関を御紹介致します。近隣の外来診療は
で行っていらっしゃいます。入院が必要な場合は院長に御相談ください。
以下の質問の「はい」の合計点を出してください(4点満点)
お酒を飲む量を減らさなくてはいけないと思ったことがありますか? (はい・いいえ)
お酒を飲むことを非難されて気にさわったことがありますか ?(はい・いいえ)
お酒を飲むことで「やってしまった・・・」と感じたり後ろめたい気持ちになったことがありますか ?(はい・いいえ)
いら立ちを抑えたり二日酔いを治すために お酒を飲むことがありますか ?(はい・いいえ)
【判定】1点で「危険な飲酒(要注意)」であり、減酒の取組みが必要とされています。2点以上の場合はアルコール健康障害(依存症等)の疑いがあります。
🌟 AIお勧め!楽してできる禁酒のポイント
お酒を飲みたくなったらすぐに別の飲み物に置き換える
炭酸水、ハーブティー、ノンアルコール飲料など
💡 コツ:手元に置いておくと「つい手が伸びる」誘惑を防げます
家にお酒を置かない
飲む習慣がある時間は別のことをする
散歩、軽い運動、読書、趣味
💡 周りの誘惑を減らすだけで、無理せず続けられます
つい飲んでしまう「夜」「友達と集まる時間」は工夫する
ノンアルコール飲料で代用
運動や趣味で気をそらす
いきなりゼロにするのが不安なら、
1日○杯 → ○杯に減らす
週に飲む日を1〜2日減らす
💡 少しずつ減らすとストレスが少ない
健康のため、お金のため、睡眠や美容のため・・・
紙やスマホに書いて目につく場所に貼ると、飲みたくなったときに思い出せます
禁酒の効果
2週間の禁酒により、中性脂肪は約25%、γGTは約50%低下すると言われています。