7_手賀沼に訪れた人々の拠り所
手賀沼の「食」と「農」をこの建築は顕在化し、訪問者に強く意識させてくれます。
五感を通して体験したあとに振り返って見える建築、そして野菜や食と触れ合う人々の姿は、
訪問者にとって手賀沼の新たな「風景」になるのではないでしょうか。
手賀沼の「食」と「農」をこの建築は顕在化し、訪問者に強く意識させてくれます。
五感を通して体験したあとに振り返って見える建築、そして野菜や食と触れ合う人々の姿は、
訪問者にとって手賀沼の新たな「風景」になるのではないでしょうか。
敷地は手賀沼の周囲に舗装された道路と自動車の駐車場の接点にあり、自動車からサイクリングなどに乗り換える転換点となる場所です。周囲の大津川の流れ手賀沼の野菜が収穫される畑を望むこともできます。
私はここに野菜や食、それらを育くむ土地を訪問者が五感を通して感じられる建築を提案します。 1階では窓や吹き抜け、屋根が手賀沼の畑や大きな青空を切り取ります。そのため直売所やレストランで手賀沼の野菜を知ったり触ったり味わえるだけでなく、それを育んだ土地を同時に感じることができます。 2階では手賀沼と畑を結ぶ軸線と平行に掛けられた大きな屋根の妻面が手賀沼やサイクリングロード、畑を切り取ります。食事をしたり休息する人、これからサイクリングをする人は、川の音を聞きながら夕日に照らされた美しい畑や手賀沼を眺めるだけでなく様々な思いを馳せる場所にもなるかもしれません。
メイン:野菜直売所
サブ:
インフォメーションセンター、レストラン、レンタルショップ、休息所
運営主体は沼南ファーム