チャートの選定
万能なチャートはありません。表現したい内容に最もあったチャートを選択します。
New Page 2024/02/03 公開
万能なチャートはありません。表現したい内容に最もあったチャートを選択します。
DATA SABER 資格範囲:2. Visual Best Practice I
量の表現は、一般的なアプローチとして棒グラフがあります。
計算された割合やパーセントよりも、そのまま数字を使用する場合が通常です。
Bar Chart (棒グラフ) / Packed Bubble Chart (パックドバブルチャート) / Bullet Chart (ブレットチャート) / Lollipop Chart (ロリポップチャート) / Radar Chart (レーダーチャート)
割合の表現は、全体に対してどの程度を占めているのかを見ます。
量よりも抽象的になる反面、俯瞰的に事象を捉える事が出来ます。
Stacked Bar Chart (積み上げ棒グラフ) / Pie Chart (円グラフ) / Donut Chart (ドーナツチャート) / Waffle Chart (ワッフルチャート) / Waterfall Chart (ウォーターフォールチャート)
流れの表現は、物・お金・人・サイト訪問など複数要素の流れを見ます。
どこが開始でどこが終了かの把握や複数要素間の過多を把握する事が出来ます。
Waterfall Chart (ウォーターフォールチャート) / Sankey Diagram (サンキーダイアグラム) / Bar Chart (棒グラフ) / Line + Bar Graph (ライン + バーグラフ) / Slope Chart (スロープチャート) / Area Chart (エリアチャート) / Heat Map (ヒートマップ)
時間の表現は、線グラフが一般的です。
トレンドや傾向を掴みやすく日次・週次・月次・年次と複数単位を併用します。
Line Graph (ライングラフ)
分布(分散)表現は、どの程度頻繁に起きているかを示します。
所得・年齢・性別などの分布を見る事が多くどの辺りが高くどの辺りが低いかを把握する事が出来ます。
Heat Map (ヒストグラム) / Dot Plot (ドットプロット) / Heat Map (ヒートマップ)
順位の表現は、単に棒グラフを降順にするだけでも見る事が出来ます。
全体の中での相対順位を把握でき、順位番号を振る事で定量的に捉える事も出来ます。
Bar Chart & Sort (棒グラフ & 並び替え)
相関の表現は、2つ以上の要素の関係性や傾向を示します。
中央値と外れ値の把握がしやすく、全体の傾向を正負で捉える事も出来ます。
Packed Bubble Chart (パックドバブルチャート) / Line + Bar Graph (ライン + バーグラフ) / Heat Map (ヒートマップ)
差分の表現は、正負を明示的に示します。
単なる棒グラフよりも負の要素が強調されます。
Bar Chart (分岐棒グラフ)
地理の表現は、場所と位置関係を見る事が出来ます。
地理から連想される抽象的イメージにプロットされた定量的要素を同時に捉える事が出来ます。
Colored Map (色塗りマップ)
プリアテンティブ・アトリビュート / ビジュアルアナリティクスについて7問