New Page 2024/02/03 公開
DATA SABER 資格範囲:1. HandsOn - Fundamental
SUM (サム) … 合計を出す
Tableau:SUM( [売上] )
Excel:SUM(A1:B1)
① “売上”をAエリアにドラッグ&ドロップ
② “合計(売上)”をダブルクリック
※ 上記の操作でタブローが自動でSUM関数を使い売上の合計を計算してくれています。
データソース上で計算方向の確認
SUM( [売上] )の場合、
データソース上の”売上”列の列名を省いた2行目から最下行までの“売上”を合計しています。
エクセル上の合計(B)とタブロー上の合計(C)が一致している事を確認してみてください。
① “オーダー日”をAエリアにドラッグ&ドロップ
② “棒”を選択
※ 上記の操作でチャートが年度ごとの合計売上に変わりました。データソース上ではどのような計算方法をしているのかイメージしてください。
タブローで“合計(売上)”と”年(オーダー日)”でクロス集計した場合のデータソース上での計算イメージは、
”オーダー日”を2013年で絞り“売上”列の上段から最下段までを合計、これを各年度で繰り返しチャート化した事になります。
エクセル上の合計(B)とタブロー上の合計(C)が一致している事を確認してみてください。
チャート上の表現(棒グラフ/折れ線グラフ/散布図)に使われている”表計算”は
データソース上ではどのように”計算”されているかイメージ出来るようになりましょう。
このイメージが出来ないと
お題(地域別生産性を見たいなど)とデータソースから適切なチャート作成が出来ません。
AVG (アベレージ) … 平均をだす
Tableau:AVG( [売上] )
Excel:AVERAGE(A1,B1)
COUNTD (カウントディー) … 何種類あるか数える
COUNTD( [色] ) ※COUNTDのDは”Distinct”の略で重複を省いてカウント
Excel:AVERAGE(A1,B1) ※Tableau の”COUNTD”と少し異なる
以下のお題をCOUNTDを使って解決しましょう。
都道府県ごとの顧客数を集計し色分けマップ化してください。
① 新しいシートを作成
② “都道府県”をクリック
③ “地理的役割”をクリック
④ “都道府県/州”をクリック
① “都道府県”をAエリアにドラッグ&ドロップ
② データペイン上の“▼”をクリック
③ “計算フィールドの作成”をクリック
① タイトルに“顧客数”と入力
② 計算フィールドにCOUNTD()と入力
③ データペイン上の“顧客 Id”をCOUNTDの”()”内にドラッグ&ドロップ
※ 手入力で” [顧客 Id]”と入力も可能です。
④ “OK”をクリック
① 先ほど作成した“顧客数”をAエリア(色)にドラッグ&ドロップ
② “色”カードが表示されマップ上の都道府県ごとに色分けがされました。
以上がお題に対す回答となります。
大阪府が一番色が濃くなっています。
大阪府上にマウスオーバーした時のツールチップを確認すると426人の顧客がいる事が分かります。
IF (イフ) … 条件分岐
Tableau:IF [売上] >= 100 THEN “100以上です” ELSE “100未満です” END
Excel:IF(A1>=100," 100以上です"," 100未満です")
IIF (アイアイエフ) …条件分岐 ※IFとほぼ一緒
Tableau:IIF( [売上] >=100," 100以上です"," 100未満です")
※ IIFは2分岐のみIFは2分岐以上の条件分岐が可能。
Excel:IF(A1>=100," 100以上です"," 100未満です")
以下のお題をIFを使って解決しましょう。
カテゴリごとに分類したサブカテゴリの売上合計を出してください。
売上合計は以下のように分類し色分けしてください。
2000万円以上 / 1000万円以上 / 500万円以上 / 500万円以下
① 新しいシートを作成
② 列に”売上”、行に”カテゴリ”と”サブカテゴリ”をドラッグ&ドロップ
③ “売上”を降順
売上合計ごと分類し色分けする為に売上分類用の独自計算式を作成していきます。
① データペイン上の“▼”をクリック
② “計算フィールドの作成”をクリック
①タイトルに“売上分類”と入力
②計算フィールドに以下計算式を入力
IF SUM([売上]) >= 20000000 THEN "2千万円以上“
END
※ 売上が2千万円以上の場合は” 2千万円以上”と結果を返す
※ 最後の”END”はIF使用時の決まり文句と覚えてください。
③ “IF SUM([売上]) >= 200…”と”END”の間に以下計算式を入力
ELSEIF SUM([売上]) >= 10000000 THEN "1千万以上“
※ ②の式で2千万円に該当しなかった場合の計算式になります。
※ “ELSEIF”とは、ELSE(それ以外)+IF(もし)
※ 売上が1千万円以上の場合は” 1千万円以上”と結果を返す
① “IF SUM([売上]) >= 100…”と”END”の間に以下計算式を入力
ELSEIF SUM([売上]) >= 5000000 THEN "5百万以上"
ELSE "5百万以下"
※ 売上が5百万円以上の場合は” 5百万円以上”と結果を返す
※ 2千万でも1千万でも5百万でもない場合”5百万円以下”と結果を返す
※ 最後”ELSE”には”IF”が付きません。
② “OK”をクリック
③ データペインに”売上分類”と言うピルが作成されます。
これが先ほど計算フィールドで作成したIF文になります。
④ “売上分類”を”色”にドラッグ&ドロップ
① 売上金額ごとに色分けがされる。
② “色”カードが表示される。
以上がお題に対す回答となります。今からは見た目の整形をしていきます。
① “色”カード内の順番をドラッグ&ドロップで移動
② “▼”をクリック
③ “色の編集”をクリック
① “▽” をクリック
② “薄い青色”を選択
① “2千万円以上” をクリック
② “濃い青色”を選択
③ “1千万円以上” をクリック
④ “次に濃い青色”を選択
⑤ “5百万円以上” をクリック
⑥ “次に濃い青色”を選択
⑦ “5百万円以下” をクリック
⑧ “一番薄い青色”を選択
⑨ OKをクリック
以上で完成です。
色カード内の順番を降順に並べ売上分類ごとの色をグラデーションにすることで色に”意味”を待たせました。
“順番”や“色”には大きな視覚的効果があるので意識的に使ってください。
LEFT (レフト) … 文字列の左から○文字を返す
Tableau:LEFT(“徳川家康”,2) ※左の結果は徳川となります。
Excel:LEFT("徳川家康",2)
REPLACE (リプレイス) … 置換する
Tableau:REPLACE (“徳川家康”,“徳川”,“とくがわ”) ※この結果は"とくがわ家康"となります。
Excel:SUBSTITUTE("徳川家康","徳川","とくがわ")
TODAY (トゥデイ) …”今日”の日付
Tableau:TODAY() ※左の結果は○年○月○日
Excel:TODAY()