相模湾の春の惠み
一年の中で一番気温変化が激しいこの時期は自律神経の変調を予防しなければならない季節
水温の上昇と共に多種多様な魚介類がお目見えする相模湾、産卵の為に外洋から回遊魚が、
また、深海に住む魚たちも沿岸の浅瀬まで産卵の為に訪れる季節です。
この季節、春野菜や筍・山菜、サラダ用の葉物も出回りますのでいろいろなマッチングとペアリングが楽しめます。
産卵前子孫繁栄の為に栄養を蓄えた、旬の盛りの魚種は身にたくさんの旨味成分と身の張りがありますし、産卵間近で卵が大きくなった魚種の身は衰えますが魚卵が美味しく楽しめます。
筍とワカメ、いろいろな魚種の魚卵との炊き合わせなどもお薦め!
ブリなどの魚卵は大きいので輪切りにして炊き合わせると卵の切断面が花の様に開きとっても美味!
ブリ以外にも真鯛やサワラ・サバ・アジなども魚卵と白子なども美味しく楽しめる季節。
清明 第十四候 鴻鴈北 こうがんかえる
次候 4月9日〜4月13日頃
清明 第十五候 虹始見 にじはじめてあらわる
末候 4月14日〜4月19日頃
穀雨 第十六候 葭始生 あしはじめてしょうず
初候 4月20日〜4月24日頃
穀雨 第十七候 霜止出苗 しもやんでなえいづる
次候 4月25日〜4月29日頃
穀雨 第十八候 牡丹華 ぼたんはなさく
末候 4月30日〜5月4日頃
立春(りっしゅん)1月節 2月4日頃
雨水(うすい)1月中 2月19日頃
啓蟄(けいちつ)2月節 3月5日頃
春分(しゅんぶん)2月中 3月21日頃
清明(せいめい)3月節 4月5日頃
穀雨(こくう 3月中 4月20日頃
春の相模湾の代表魚
相模湾 春の代表魚 真鯛
真鯛は、桜の花が咲き始める3月から5月にかけて肌の色を鮮やかなピンク色に輝かせることからいつしか桜鯛・花見鯛と呼ばれるようになりました。
気温の低下と共に栄養を蓄えはじめる走りの12月~2月、
産卵の為に栄養を蓄え脂がのる3月~4月初めに盛りを迎え、
そして4月~5月深場から浅場へオスとメスが揃って訪れ産卵期に入る、乗っ込みの真鯛と言われる季節が真鯛漁のピークとも 旬の名残とも云われています。
産卵後の夏は味が落ち、この頃のものを「麦わらダイ」「落ちダイ」と呼ばれます。
真鯛と相性の良い伊勢原食材
鯛ちり・鯛シャブ ネギ・柑橘・薬味(唐辛子)
カルパッチョ 緑黄色野菜・柑橘・トマト・菜花
https://www.kurashijouzu.jp/articles/food-recipe/food-recipe-49868/
春野菜と共に味わうカルパッチョ
定期的に行われているペアリング会議
農家・魚屋・デザイナー・薬剤師・コーディネーターなど多彩なメンバーが集います。