業績一覧
2023年度
論文・書籍等
松本卓也: 霊長類における離乳過程の種間比較: ヒトの「離乳時期の早期化」への洞察. 霊長類研究 2023; 39(2): 85-96. [doi: 10.2354/psj.39.022]
Itsuki Iwata, Takuya Sakamoto, Takuya Matsumoto, Satoshi Hirata: Noncontact measurement of heartbeat of humans and chimpanzees using millimeter-wave radar with topology method. IEEE Sensors Letters 2023 [doi: 10.1109/LSENS.2023.3322287]
松本卓也. 障害個体の行動および他個体とのやりとり. In: 日本霊長類学会 (編). 霊長類学の百科事典. 丸善出版; 2023年7月(ISBN: 9784621308042)[Amazon]
学会・研究会等での発表
長原衣麻, 竹中將起, 土橋彩加, 林浩介, 東城幸治, 松本卓也.厳冬期の上高地におけるニホンザルの水生生物食-分子マーカーによる糞分析-.日本生態学会第71回全国大会.[ポスター発表 (要旨); 2024年3月16日]
松本卓也. 野生チンパンジー社会における高齢個体の生き様:人口動態と行動観察による再定位. 学術変革領域「生涯学」2023年度第2回領域会議. [ポスター発表; 2024年3月15日]
井副和貴. 個体識別法を用いた地獄谷ニホンザル雄個体の入浴頻度の再評価. 2023年度地獄谷・上高地合同研究会議 [口頭発表; 2023年3月13日]
長原衣麻. 上高地でのニホンザル研究 —行動観察および食性解析—. 2023年度地獄谷・上高地合同研究会議 [口頭発表; 2023年3月13日]
長原衣麻, 竹中將起, 土橋彩加, 松本卓也, 東城幸治. 上高地のニホンザルにおける特殊な採餌行動–特殊な山岳地形がもたらした厳冬期の生存戦略–. 信州大学山岳科学研究拠点令和5年度実施報告会 [ポスター; 2023年3月4日]
松本卓也. 山岳地域における霊長類研究の進捗と展望. 信州大学山岳科学研究拠点令和5年度実施報告会 [口頭発表; 2023年3月4日]
井副和貴. 個体識別法を用いた地獄谷ニホンザル雄個体の入浴頻度の再評価. 信州サイエンスミーティング [ポスター; 2023年3月3日]
長原衣麻. DNA 解析を用いた上高地のニホンザルの水生昆虫食の解明. 信州サイエンスミーティング [ポスター; 2023年3月3日]
松本卓也. 第2回「排泄の自然誌を編む」研究会公開シンポジウム「出すことと出たものへのまなざし」.[主催・司会; 2024年2月10日]
皆川香桜里. ヒト社会のジェンダー観に従った、顔の性識別の様態ーヒトはニホンザルの顔から性をどんな基準で読み取るかー. 令和4年度長野県科学振興会優秀研究成果発表. [長野県庁1階ロビー; 2023年11月20日〜12月1日, 県立長野図書館2階ナレッジラボ; 2023年12月5日〜12月19日]
林浩介, 竹中將起, 土橋彩加. またまた大スクープ!ニホンザル 魚狩り 新事実(渡辺一教, 髙木勇輔. 「学会特別企画: ダーウィンが来た!ご利用ガイド 〜 ディレクター × 研究者 〜」). 第42回日本動物行動学会 [招待講演; 2023年11月4日]
Ayaka Tsuchihashi, Masaki Takenaka, Kosuke Hayashi, Genki Yamada, Takayuki Ogura, Mone Ito, Shohei Isokado, Ema Nagahara, Koji Tojo, Takuya Matsumoto. Behavioral study of fish hunting in three groups of Japanese macaques (Macaca fuscata) from Kamikochi based on the individual identification method-Analysis of sex differences, age differences, and behavioral variation in fish hunting-. International Primatological Society - Malaysian Primatological Society (IPS-MPS) Joint Meeting [Poster; 2023年8月21日]
土橋彩加, 竹中將起, 林浩介, 山田玄城, 小倉孝之, 伊藤百音, 磯角翔平, 長原衣麻, 東城幸治, 松本卓也. ニホンザルの上高地集団における魚捕り行動の行動生態学的特徴. 第39回日本霊長類学会大会. [口頭発表; 2023年7月8日]
土橋彩加. 上高地集団におけるニホンザルの様々な行動について. 2023年度ニホンザル研究セミナー. [ポスター発表; 2023年7月1日]
土橋彩加. 上高地でのニホンザルの行動・生態学研究. 2023年度上高地研究連絡会. [招待講演; 2023年6月1日]
松本卓也. 排泄の自然誌を編む―人類学・霊長類学・環境工学・ 国際保健学を跨いだクロストーク―. [主催・司会; 2023年4月17日]
メディア・取材協力
"Japon : le spectacle fascinant des "singes des neiges" barbotant dans les sources d'eau chaude". [TF1 (フランスのTV曲): 2024年2月27日]
『ダーウィンが来た! 』またまた大スクープ!ニホンザル 魚狩り 新事実.[NHK総合:2023年6月25日(日)夜7時30分〜]
取材協力
猿の出現が急増、でも迷惑でないのはなぜ? ここは野猿公苑、観光客は喜び 長野県山ノ内町.[信濃毎日新聞 2023年11月11日]
謎深まる!?夏場では「世界初」ニホンザルが川魚を捕食 専門家も驚き…これまでは冬場だけと.[長野放送 2023年10月4日]
ニホンザルが夏場に魚捕食 上高地で捉えた!専門家「世界初」.[テレビ朝日 2023年9月28日]
世界初か…カメラ捉えた!夏場にサルが魚を捕食.[長野朝日放送 2023年9月26日]
研究助成等(学内公募を含む)
松本卓也
サントリー文化財団 研究助成:学問の未来を拓く「排泄の自然誌を編む:ヒトと非ヒト動物の排泄行動の比較から始めるSDGs」(2023年8月〜2024年7月; 代表)
令和5年度信州大学若手研究者海外派遣支援事業(2023年5月)
日本学術振興会 科学研究費助成事業 学術変革領域研究(A):生涯学の創出-超高齢社会における発達・加齢観の刷新「野生チンパンジー社会における高齢個体の生き様:人口動態と行動観察による再定位」(2023年4月〜2025年3月)
河川財団 令和5年度 河川基金助成事業 研究者・研究期間部門「野生動物による温泉利用:寒冷対策およびミネラル補給の可 能性の検討」(2023年4月〜2024年3月)
令和5年度 Agri-transformationを実現する異分野融合研究推進ファンド(農Xファンド)「ミリ波レーダ技術を用いた家畜の非接触管理システムの構築」(2023年4月〜2024年3月; 学内公募; 代表)
信州大学山岳科学研究拠点 令和5年度個人研究「タンザニア連合共和国のマハレ山塊国立公園における野生チンパンジーの行動・ゲノム・生態学的研究」(2023年4月〜2024年3月; 代表)
信州大学山岳科学研究拠点 令和4年度グループ研究「上信越高原国立公園・地獄谷近辺の温泉生態系における微生物と陸上哺乳類との相互作用に関するゲノム生態学的研究」(2023年4月〜2024年3月; 代表)
信州大学山岳科学研究拠点 令和4年度グループ研究「上高地におけるニホンザルの水生昆虫食の研究」(2022年4月〜2023年3月; 分担)
サントリー文化財団 研究助成:学問の未来を拓く「排泄の自然誌を編む:ヒト・チンパンジー・ニホンザルの排泄行動の比較から始めるSDGs」(2022年8月〜2023年7月; 代表)
長原衣麻
令和5年度 長野県科学振興会 科学研究費助成金. 「DNA解析を用いた上高地のニホンザルの水生昆虫食の解明」
令和5年度理学部公募型アドバンス演習・実験・実習(学内公募)「DNA解析を用いた上高地のニホンザルの水生昆虫食の解明」
井副和貴
令和5年度理学部公募型アドバンス演習・実験・実習(学内公募)「地獄谷ニホンザルの入浴時における顔面の赤みの変化」
2022年度
論文・書籍等
学会・研究会等での発表
松本卓也. ミリ波レーダ技術を用いた家畜の非接触管理システムの構築. 信州大学 公開セミナー「生体情報センシングによる次世代畜産の可能性を考える!」. [招待講演; 2023年3月31日」
松本卓也. タンザニア連合共和国のマハレ山塊国立公園における野生チンパンジーの行動・ゲノム・生態学的研究. 信州大学山岳科学研究拠点 令和4年度年次報告会. [ポスター; 2023年3月9日]
松本卓也. 上信越高原国立公園・地獄谷近辺の温泉生態系における微生物と陸上哺乳類との相互作用に関するゲノム生態学的研究. 信州大学山岳科学研究拠点 令和4年度年次報告会. [ポスター; 2023年3月9日]
皆川香桜里. ヒト社会のジェンダー観に従った,顔の性識別の様態 ―ヒトはニホンザルの顔から性をどんな基準で読み取るかー. 動物行動学ジョイントセミナー March2023. [口頭; 2023年3月6日]
長谷川拓海. 地獄谷野猿公苑に生息する低順位ニホンザル(Macaca fuscata)“トミ子05“の社会交渉に関する温泉内外での比較-温泉内で起こる1位メスとの特異的な毛繕い関係について-. 動物行動学ジョイントセミナー March2023. [口頭; 2023年3月6日]
藤原彩夏. ニホンライチョウの繁殖可能性に関連するオスメス間交渉の様態の解明. 信州サイエンスミーティング [ポスター; 2023年3月5日]
井副和貴. 地獄谷ニホンザルの入浴による体温変化について. 信州サイエンスミーティング [ポスター; 2023年3月5日]
皆川香桜里. ヒト社会のジェンダー観に従った,顔の性識別の様態―ヒトはニホンザルの顔から性をどんな基準で読み取るかー. 信州サイエンスミーティング [ポスター; 2023年3月5日]
土橋彩加. 個体識別による上高地のニホンザルMacaca fuscata 3群について. 信州サイエンスミーティング [ポスター; 2023年3月5日]
長原衣麻. ニホンザルのあくび&子ザルの運搬方法から何を読み取るか. 2022年度地獄谷研究会議 [口頭; 2023年3月3日]
中岡至. 地獄谷野猿公苑のニホンザル(Macaca fuscata)集団における温泉での水飲み行動に関する研究-川との比較による体温維持仮説の検証-. 2022年度地獄谷研究会議 [口頭; 2023年3月3日]
土橋彩加. 寒冷地のニホンザル(Macaca fuscata) の採食行動 -上高地に生息する3群について-. 2022年度地獄谷研究会議 [口頭; 2023年3月3日]
皆川香桜里. もし三年生が3つの研究に手を出したら:“食べる”温泉・奏跳のサル・見たことないのにサル顔から性識別. 2022年度地獄谷研究会議 [口頭; 2023年3月3日]
長谷川拓海. 地獄谷野猿公苑に生息する低順位ニホンザル(Macaca fuscata)“トミ子05“の社会交渉に関する温泉内外での比較-温泉内で起こる1位メスとの特異的な毛繕い関係について-. 2022年度地獄谷研究会議 [口頭; 2023年3月3日]
松本卓也. 排泄行動の自然誌を編む:野生チンパンジーの「排泄エチケット」の解析. 基礎生物学研究所 動物行動学研究会 第21回オンライン講演会. [招待講演; 2023年2月14日]
松本卓也. チンパンジーの離乳とヒトのチャイルド期について:生活史の種間比較はどのように可能か?. 科学研究費補助金基盤研究(S)社会性の起源と進化 公開シンポジウム「ライフヒストリー:サルとヒトの誕生・成長・死」[招待講演; 2022年10月30日]
寺森祐紀, 熊倉大騎, 北山遼, 早川卓志, 松本卓也. 長野県地獄谷温泉における複数源泉間での微生物叢の不均一性の調査. 日本微生物生態学会第35回大会 [ポスター; 2022年10月]
熊倉大騎, 北山遼, 寺森祐紀, 松本卓也, 早川卓志. ニホンザルの入浴がもたらす地獄谷温泉微生物叢の多様性. 日本微生物生態学会第35回大会 [ポスター; 2022年10月]
松本卓也. タンザニアの森で見つめる 野生チンパンジーの発達過程と生活史(日本霊長類学会高島賞受賞記念講演). 第76回 日本人類学会大会・ 第38回 日本霊長類学会大会連合大会 [招待講演; 2022年9月19日]
松本卓也. 野⽣チンパンジーの排泄⾏動の発達過程. 第76回 日本人類学会大会・ 第38回 日本霊長類学会大会連合大会 [口頭; 2022年9月19日]
松本卓也. 長期調査地で観る、野生チンパンジーの生活史と社会. 東京大学理学部生物学科自然人類談話会. [招待講演; 2022年7月15日]
松本卓也, 早川卓志, 上野将敬, 北山遼, 熊倉大騎, 寺森裕紀, 中岡至, 根地嶋勇人, 長谷川拓海, 皆川香桜里, 横山拓真. 地獄谷温泉におけるニホンザルの行動および微生物との関わり. 2022年度ニホンザル研究セミナー. [ポスター; 2022年7月2日]
研究助成等(学内公募を含む)
土橋彩加
令和4年度 長野県科学振興会 科学研究費助成金. 「水辺のニホンザル(Macaca fuscata)の採食行動―上高地に生息する3群の場合―」
令和4年度理学部公募型アドバンス演習・実験・実習(学内公募)
皆川香桜里
令和4年度 長野県科学振興会 科学研究費助成金.「ヒトが行う性識別の解明に向けた,新たな手法の開発―機械学習を用いたニホンザルの顔の数値化―」
令和4年度理学部公募型アドバンス演習・実験・実習(学内公募)
松本卓也
令和4年度 Agri-transformationを実現する異分野融合研究推進ファンド(農Xファンド)「ミリ波レーダ技術を用いた家畜の非接触管理システムの構築」(2022年10月〜2023年3月; 学内公募; 代表)
サントリー文化財団 研究助成:学問の未来を拓く「排泄の自然誌を編む:ヒト・チンパンジー・ニホンザルの排泄行動の比較から始めるSDGs」(2022年8月〜2023年7月; 代表)
令和4年度信州大学教員海外派遣支援事業(2022年8月〜2022年9月)
信州大学山岳科学研究拠点 令和4年度個人研究「タンザニア連合共和国のマハレ山塊国立公園における野生チンパンジーの行動・ゲノム・生態学的研究」(2022年4月〜2023年3月; 代表)
信州大学山岳科学研究拠点 令和4年度グループ研究「上信越高原国立公園・地獄谷近辺の温泉生態系における微生物と陸上哺乳類との相互作用に関するゲノム生態学的研究」(2022年4月〜2023年3月; 代表)
信州大学山岳科学研究拠点 令和4年度グループ研究「上高地におけるニホンザルの魚食行動の研究」(2022年4月〜2023年3月; 分担)
サントリー文化財団 若手研究者のためのチャレンジ研究助成「温泉の進化人類学:温泉利用が霊長類の社会性に与える影響の解明」(2022年4月〜2023年3月; 代表)
受賞
松本卓也
日本霊長類学会 高島賞(第31回学術奨励賞) [2022年7月]