第2回「排泄の自然誌を編む研究会」公開シンポジウム
出すことと出たものへのまなざし

「排泄の自然誌を編む研究会」は、ヒトを含む生きものの排泄行動と排泄されたものから生み出される研究活動を網羅的に扱う研究会です。

第2回研究会では、総合地球環境学研究所の山極寿一所長を迎えて、野生ゴリラの排泄にエピソードを伺います。さらに、排泄研究に関する様々な学問分野からの話題提供を通して、研究手法の多様さ、そして排泄という現象そのものの多様さを浮き彫りにし、研究対象としての「出すこと」「出たもの」のおもしろさをとことん追求する機会にしたいと思います。

本イベントは終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。

◆オンライン配信の申込みをされた方へのご案内◆

オンライン配信をお申込みいただいた方には、お申込みの直後にシステムよりzoomのURLをメールにてお送りしております。自動返信メールのため「迷惑メールフォルダ」に振り分けられる場合がありますので、恐れ入りますがそちらも合わせてご確認ください。

お申込みいただいたのにメールが届いていない場合は、お手数ですが下記までご連絡ください。
evo.anthropol.shinshu@gmail.com

会場にお越しいただく方へのご案内◆

会場へは、松本キャンパス西門からの入構が最も近いです!
バスでお越しの場合は「大学西門」でお降りください。

当日は土曜日のため、会場である理学部C棟北側玄関以外の出入り口は施錠されております。会場にお越しの際は、西門より入ってすぐ右手に見える理学部C棟玄関よりご入館ください。

> 松本キャンパス全体のキャンパスマップは、理学部HPをご確認ください。

開催日時:2024年2月10日(土)13:00〜16:10(開場 12:30)

開催形態:会場とオンラインのハイブリッド形式

【会場】信州大学松本キャンパス 理学部C棟2階 大会議室(当日参加可、約200名)

【オンライン配信Zoom(要事前申込み*、先着150名)
  *以下のGoogle フォームより必要事項を入力し、送信してください。ご登録いただいたメールアドレス宛に、システムより当日のZoom URLが送付されます。
  https://forms.gle/yijpDo2bqtKYJpmV8

参加費:無料

趣旨説明 松本 卓也(信州大学理学部)


第一部 人類学における排泄のおもしろさ

基調講演 「排泄人類学とグローバルサニテーション」 山内 太郎(北海道大学大学院保健科学研究院 教授)

特別講演 「ゴリラのフンコロジー」 山極 寿一(総合地球環境学研究所 所長)


第二部 排泄にまつわる研究リレートーク

北山 遼(北海道大学大学院環境科学院 生物圏科学専攻 生態遺伝学コース)
オナガザルの排泄と社会 −ウガンダの混群と地獄谷の温泉サルの社会マイクロバイオーム」

原田 英典(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「環境衛生工学的視点から考える排泄,その始末および健康・環境との関わり」

竹中 將起(信州大学理学部)
「糞分析を用いたニホンザルの水生生物食の解明と生態系を支える昆虫類の分解者としての役割」

林  耕次(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「狩猟採集民の排泄行動-アフリカ熱帯における個体追跡の事例より-」


第三部 パネルディスカッション

問い合わせ:evo.anthropol.shinshu@gmail.com(信州大学理学部生物学コース進化人類学分野)